『相続されたのは傭兵部隊でした。~社長なのに、新兵扱いされる日々~』
登場人物
②クリスタ・エルネスト・・・酒呑童子サブリーダー 三二歳 一七五センチ ドイツ人
鎖骨あたりまで伸びたストレートの濃い茶色の髪に茶色の瞳。
色白で彫りが深く、鋭い美しさを持つ顔は、美人なのに怖そうな印象を与える。
モデルのようなしなやかなスタイルをしている。
責任感が強く、自他ともに厳しい一面を持つが、世話好きなところもある。
子供好きだが怖がられる事が多いため、なつかれた子供にはめっぽう弱く、つい甘やかしてしまう。
ソラの父・士門の秘書と『酒呑童子』のサブリーダを兼ねているだけでなく、栃木支店の支店長をも任されるほどの優秀な人材。
KSK(陸軍)からGSG―9(連邦警察)へ移るが、しばらくして、酒呑童子の人材を探していた士門と青子の二人と親しい仲であったために、二人から目をつけられ、半ば強引に久東商事へ入社させられる。
士門と同乗していた車が事故? に遭い、一命は取り留めたものの意識不明で入院していた。
完治後も額と頬には傷痕が残ってしまう。
現在は、ソラの教育係と秘書、『酒呑童子』のサブリーダー、栃木支店の支店長をこなしている。
ソラの教育係と秘書に関しては、入院中にレイラとコニーが彼女の代わりに担当していたので、二人を手伝う形を取っている。
最近は、ソラからプレゼントされた金色のチェーンのピアスがお気に入りで、スーツ姿の時は、常につけている。
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額の傷は髪で隠れているという事で……汗