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歌参る

今まで小説の投稿に関することしか基本的に書いていなかったのですが、少し趣向を変えたものを書いてみたいなと思い至りまして。
もしよろしけばお付き合いいただけますと幸いです。

KOKIAさんのコンサート、Once-in-a-lifetime meeting「歌参る Tokyo」に行ってきました。
音楽にまったくもって疎い立藤ですが、それでも圧倒される素敵なコンサートでした。音楽が好きな方には一度でもコンサートに足を運んでいただきたいと思うアーティストさんです。
コンサートで聴く「調和 oto」は存在感がすごくて圧倒されますね。高音も低音もブレることのない歌声は耳に馴染み、とても美しかったです。

小説を書いていると、いつの間にか登場人物や作品に合う曲がないかなと探してみることがあります。
実はKOKIAさんの「この世が終わるその前に」の雰囲気、歌詞の後半部分が「記憶の海の渡り人」に似合うなと思うところがあって好きだったりします。
もしよろしければ、一度聞いていただけると嬉しいです。

6件のコメント

  • おおっと!KOKIAさんじゃないですか。

    実は、近況ノートで書いている作業用BGMのお薦めで、次回か次々回に名前が挙がる予定でした。この方の歌はどれを聴いても安心して聴いていられますよね。浸透力の高い歌声だと思っています。
  • 杜若さんがKOKIAさんのことをご存知で嬉しいです!
    クラシック音楽など音楽について話題が以前から上がっていたので、もしかしたら知っているかもしれないと思うところもありました。こうしてお話しできると嬉しいですね。

    安心して聴けますし、コンサートは本当に素晴らしいです。生の歌が本当に映える方だと思いますし、歌(作品)を作る姿勢に憧れます。
    ぜひKOKIAさんの歌に関する近況ノート見てみたいです。
  • スタジオ録音は後付けで音程直したり高域伸ばしたり、色々細工ができますからね。古くはモーツァルトの歌劇「魔笛」で、夜の女王のアリアという曲があまりに高音すぎて歌えなかったため、一旦低い音で演奏しておいてから、レコードの回転数で再生時にうまいこと周波数が引き上がるようにカッティングするみたいなテクニックも使われてました。

    現代ではもっとやりたい放題できちゃいますので、スタジオ録音のCDじゃわからないことも多いです。なので、ライヴでちゃんと歌える人こそが本物ですね。洋楽だと、むしろライヴの方が上手い人までいらっしゃいますが、日本人だとかなり稀少。KOKIAさんはそういう意味でも安心です。

    偉そうに書いてますが、私自身はそこまで音楽に詳しいわけではありませんので、クラシックなら@jundesukedomoさんの小説、洋楽ならyokamiteさんのエッセイ(洋楽好きと繋がりたい)なんかを読むと、基本的なことが学べるのではないかと思います。

    すみません。人様のところで毒を吐きすぎたので、一部修正させて頂きました。m(_ _)m
  • モーツァルトの頃からそういった技法があったのですね。勉強になります。
    たしかに今は容易に加工できてしまいますから、ライブで録音以上の歌を歌える方はすごいと思いますし、貴重ですね。(多重録音を用いて、作品として昇華している曲などは好きなのですが)

    音楽にまつわる作品についても教えていただきありがとうございます!
    どんな作品か気になりますし、知見が狭いので広めるためにも読んでみたいですね。素敵なご縁をいただきありがとうございます。
  • すみません。勘違いさせてしまったようです。

    モーツァルト時代の技法ではなく、円盤レコード時代の技法ですね。モーツァルトがプロ歌手でも容易に出せないような超高音を楽譜に書いたことで、後世の歌手がえらく苦労させられた結果、レコーディング技術に頼ったというお話。円盤レコードは回転数の上げ下げで自動的にすべての音が連動して上下しますので、トーンコントロールは簡単なんです。

    モーツァルトの楽譜は、通常のドの音から2オクターブ上に行って、更にその上の音域でスタッカートの装飾つけて歌えみたいなシロモノです。通常のドの音が260Hz、1オクターブ上で520Hz、2オクターブ上で1040Hz、楽譜の最高指示音程は約1397Hzのファで、これに装飾までつけるのは事実上不可能のレベルですね。

    《夜の女王のアリア (魔笛) 復しゅうの心は地獄のように胸に燃え ルチアーナ・セッラ》
    これの40秒~1分20秒を聴いて頂ければ、どれくらい狂った曲であったかおわかり頂けると思います。

    《『モーツァルト:夜の女王のアリア』(Mozart, K620, 2-14 "Der Hölle Rache kocht in meinem Herzen")(ピアノ楽譜)》
    こちらが楽譜。1分05秒あたりからの譜面の最上段です。
  • いえ、こちらこそご迷惑をおかけして申し訳ありません。読解力と知識のなさを露呈してお恥ずかしい限りです。

    曲を聴きましたが、本当にすごいですね…。言葉で語るのは無粋だなと感じました。楽譜まで教えていただきありがとうございます。
    いつもご丁寧に教えていただき恐縮です。何かしら深い知識をつけたいものですね…。
    (こちら返信は不要です)
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