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『漫画家になりたい白雪さんと僕』予約投稿完了

『漫画家になりたい白雪さんと僕』の第三話を18時に予約投稿しました。ヤバい、これはさすがに疲れた……。ほとんど全部書き直しでした。

この物語は漫画家を目指す少女の話なのですが、書き直しながら編プロ時代のことを思い出していました。

最初に入った漫画専門の編プロなんですが、ホワイトすぎるんですよ。裁量労働制だから1〜2時間で帰っても文句言われないし、よほどのことがない限り会社に泊まり込むことは禁止だし、基本給安い変わりにボーナスめちゃくちゃ高いし、プライベートで外に出ても常に紳士的でいろと言われるほど皆んな真面目で優しくて情熱に溢れているし、他の編集部にふらふら行ってもお咎めないし、編集に関して誰も一切手を抜かないし、妥協しないし。

そりゃ言われるはずです。「漫画編集の技術を身に付けるには絶対にここ」って。だから各出版社には結構この編プロ出身者がいるんです。当たり前ですよね、皆んな技術力が半端ないんで。記事ページのデザインに関しても、1ミリ以下でズレているだけでよく怒られてたなあ。

定着率が高すぎてほとんど求人に出ないので、電凸して編集長に熱意を伝えて面接してもらえることになったのは、本当に幸運でした。結局、僕は漫画編集が好きなんだなあ。今でも。

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