• エッセイ・ノンフィクション
  • ラブコメ

診察の結果

病院から帰ってからちょっと色々ありまして、疲れ果ててしまっていつの間にか爆睡してました。で、忘れない内に記録しておきますね。

最近、タイピングが終わると少しだけ首が張るような感覚がありまして。それで昨日近況ノートにメモしていたことも含めて色々相談してきました。そうしたら意外な答えが。

今の僕のジスキネジアがまだ完全に治っていないの
はふたつ原因があるみたいです。ひとつ目は僕の性格。「十色くんはマルチタスク能力が高すぎるから全部自分でやろうとしてるでしょ」と言われて。はて?と思いました。僕はマルチタスク能力が低すぎると思っていたので。でも、改めて言われると思い当たる節が。僕はよく「問題が山積している」とここなどで書いていたかもしれないんですが、それを含めると同時に六つのことを同時に事を進めていて。エッセイや物語の執筆も含めてなんですけど。それが邪魔してるみたいです、完全に治らないのは。

「少しは誰かに頼った方がいいよ」と言われたんですけど、それができないんですよね、僕。全部自分で対処した方が状況を把握できるし、解決も早いのでプライベートではほとんど誰かに頼ったことがなくて。でもそうするしかないなあって。なので色々と手伝ってもらうことにしました。

それでふたつ目なんですけど、これがあまりにも意外で。
原因は、肩こりでした。
先生が触診してくれたんですけど、すぐ分かったみたいです。「あ、これ完全に肩こりだ」と。「肩こり!?」と、ちょっと驚きまして。でもジスキネジアになってからすっかり忘れていたのですが、そういえば僕、ずーっと肩こりに悩まされてたんです。慢性的に。でも、まさかそれが原因だったとは……。

それでジスキネジア自体についてなんですけど、もう殆ど治っているらしく。このふたつが解決したらもう大丈夫みたいです。

昨日、近況ノートに先生に相談したいことをまとめたのですが、ひとつひとつ説明させてもらいますね。

・タイピングと執筆時間について。
これについては全く心配することなく続けていいそうです。でも一時間か二時間毎に15分休憩を挟むこと、できるならそうしてくれと言われました。元々、基本的に人間の集中力は三時間で切れるのでちょうどいいかもしれないですね。でも謎なんですよね、僕にストッパーがないことも把握していていたので。

・仕事について
これについては絶対に仕事した方がいいとはっきり言われました。だけどジスキネジアであることは伝えておいてね、と。

あれ?相談したいことってこれだけだっけ?

ちなみに校正の資格を取得することには大賛成されました。タイピングの他にも集中できるものを作ってほしいと。

で、全部の相談が終わってからなんですけど、「まだ闘病エッセイ書いてる?」と言われたので、エッセイも書いてますが、最近はやっと小説も書いていることを伝えまして。そのときのやり取りはこんな感じ。

「え? 小説も書き始めたの?」「はい、まずいでしょうか?」「ちなみに本名でやってる?」「いえ、ペンネームですね」「そのペンネーム教えて!読んでみたい!」「いやいや、恋愛ものだから恥ずかしくて教えられないですよ」「お願い、教えて!」「駄目です」「そう言わずに」「いやですよ、勘弁してください」

なんだこの攻防戦、と思いました。看護師さんも爆笑してるし。というか、小説じゃなくてエッセイの方に興味持ってよ!でもバレるんだよなあ、確実に。理由を書くのはまた今度にしますけど。

というわけで、まずは肩こりを治します笑
先生が言っていた通り、本当に今年中にこの病気と決着つくかもしれませんね。
そんなご報告でした。

4件のコメント

  • 十色さま

    更新お疲れ様です。
    経過は良好なようで、良かったですね!

    ジスキネジア、かなり長期の闘病になるのかなと心配でした…

    小説、主治医の先生にも是非読んでほしい!と個人的には思いますが笑
  • 肩こりとは執筆者の勲章では無いですか
    私もタイピング時間が長いので肩こりには悩まされておりますが誇らしく感じてしまいました。私でも肩こりがあるのですよ(ない胸を張るじゅうななさい)

    診察された先生は何かのスキルをお持ちなのでしょうか 
    ぜひお友達になりとうございます。こちらへ召喚して頂けませんでしょうか
  • >kiyさん

    kiyさんもお疲れ様です!お陰様で今のところ順調みたいです、まだまだ油断はしないようにしなきゃですけどね。

    ジスキネジアはなかなか完治まではいかないかもと僕自身は思っていまして。筋弛緩剤の薬を処方されている限り完治とは言わないのかなと。それでも社会で頑張っている人達もたくさんいるそうです。

    僕が一年前くらいに水中毒(低ナトリウム血症)で入院したときに看護師さんが言っていました。学校の担任の先生が僕と同じ遅発性ジスキネジアだったらしいんです。でも、確かに首は動いたりしていたらしいんですけど、それでも普通に業務はこなしていたみたいで。その先生は復職するまでに五年かかったらしいので、僕よりも状態は悪かったのかもしれないですね。僕はもう仕事をしてもいいと言っていただけたので。

    先生には小説をほんと読まれたくないんですよねえ、なんか気恥ずかしくて笑 だけど絶対に見つけちゃうんですよね。今朝調べたら遅発性ジスキネジアの体験談で検索すると、体験談として一番上位に出てきちゃうんです。そこにペンネームもラブコメ作品も掲載してるので、すでに見つけているかも笑 先生、ほんとあなどれない笑
  • >音無雪さん

    肩こりって結構辛いですよね、でもそれをすっかり忘れてて(普通忘れないですけど笑)僕はジスキネジアの方だとばかり思ってました。確かに、良くはなっているけど少し張っているかな、けど今までとは全然違うなとは感じていたんです。肩こりが原因だったとは……。というわけで明日スーパー銭湯に行って長時間浸かってきますね。あ、胸がなくても大丈夫です!需要あります!ステータスです!(セクハラ)。音無さんも勲章ですよ、頑張っている証拠です。

    診察してくれている先生、副委員長さんなんです。最初は違う先生が担当するはずだったんですけど、急に病院から電話がありまして。副委員長が担当することになった、と。一体どうしてなのか理由は分からないんですけど。その先生の名前のプロフィールを見たら、経歴がすごかったですね。専門分野は脳神経内科なんですけど、どうもほとんどの分野に精通しているみたいで。そのおかげで色々助けてもらってきました。感謝ですね。

    先生はかなり気さくな方なので、お友達になったら音無さんも楽しいと思いますよ。その代わり、ズバズバと性格を把握していかれちゃいますけれど笑 あの先生、召喚したら嬉々としてすぐにくるんだろうなあ……。 
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する