山根利広

【当短編集のあらまし】 　2040年代初頭、脳科学の進展により、人間の意識は医療機関のLANにアップロードすることが可能になりました。「マインドセーブ」と称されたこの技術…

■この小説の楽しみ方 ①必ずひとりでお読みください。 ②部屋を暗くして、スマートフォンでお読みください。

辛すぎてしんどくてしょうがない……とお悩みのあなたへ捧ぐ散文詩。

突然視力が失われる感染性の疾患、ザ・ブラインドネス。 止まらない感染に、政府は「壁」をつくる。 感染者を「隔離」し、彼らの人権を剥奪するためだった。 西と東に分断された日本…

＊ご注意＊ 　本作には、グロテスクな描写、および強い不快感を催すシーンが含まれております。 　これらの表現は、あくまで本作をひとつの短編として成立させるためのものですが、残酷…

【警告】 あくまで一個人の視点で、さまざまな楽曲の歌詞をもとに短編を書きます。 本作は、楽曲制作者ないし関係者から是認されたものではありません。 また、楽曲の解釈は作者自身のもの…

[2019.07.20　改訂] 　７章の記憶と、２通の手紙による物語 　--- 【あらすじ】 　時間の経過とともに「逆行」し、若返りつづける颯とマユ。 　２００９年、仲…

なにもかもに疲弊した川辺スミオは、ある日、ビルの屋上から飛び降りることを決意した。 しかし自殺は未遂に終わる。突如としてたち現われた美少女・リコによって。 死へ向かおうとしてい…

「俺」の２０歳の誕生日に、一通の手紙が届いた。そこで目の当たりにした「彼女」の過去と真実。 ４つのナレーションがつむぐ、幻想のカルテット。 一気に、読み干して下さい。 (注…

これは、わたしの生い立ちです。 とはいえ、単なる身の上話ではなく、 明るい自己紹介にできるよう丹精込めました。 【注】読後、いかなる問題が生じても、 当方は一切の責任を負いかね…