いま書いている小説『座頭の石』は、想像していたものとストーリーがかなり違ったものになりました。
当初は、映画の座頭市のように旅をしている盲目の按摩師が、とある町に立ち寄り悪い役人やヤクザたちを居合でやっつけて虐げられてる人々を救うというイメージで、時代活劇、チャンバラがメインみたいなつもりでした。
その後、原作の母澤寛の「座頭市物語」を読んで、夫婦で旅をしてるほうが面白いと思うようになり、訳ありで旅をしているほうが面白いと考え、いまコツコツと作っています。
もしこの小説が評価をされることがありモチベーションが上がれば、今回は完結ではなく、イメージを膨らませて、石の旅を最後まで続けられればと良いなと思います。