…これ又、不穏なタイトルですがw
ずっと思っていた事を 🕳←ここに。
カクコン11が、いよいよ始まります。
皆様、参加されるんでしょうかね…?
自分は前回、初めて参加してみたのですが、
最初から単なる『祭』であると分かっていた
つもりが、きちんと理解をしていなかった
…という反省があります。
さて。
漸く、最近になってAIとか星爆とかが巷でも
議論される様になりました。
個人的には。AI利用についてはやりたい人が
ルールの範囲内でやるのはどうぞご自由にという
スタンスですが、それにリワードとかの実利が
絡むとなると確かに問題です。ですがそれ以上に
AI利用による自作への評価操作は問題です。
他者へのレビューをAIに担わせて人気やナニやを
獲得していた人もいると聞きます。一方で、
「いつもお世話になっているから応援する」とか
「相互フォローやレビューをしてくれたから、
お返ししなきゃ」とか。律儀にそんな事を思う
人も多いかと思います。ですが、それは読み手の
AI化です。読まなければ読まれない、という
嘆きを折々につけ目にしますが、そこにAIを
投入するのは小説をAIに書かせるよりもずっと
タチが悪い。尤も、AIを使おうが使うまいが。
前回のカクヨムコンには心底失望しました。
コンテストと言うからには、真っ当に書いた物が
妥当に評価される事を誰しもが予想します。
『読ませれば予選を通過させる』選考方法には
違和感を持つ人も多いでしょう。
但し、ここに大きな齟齬が生じる訳です。
カクヨムとは何か?
その主な目的はコミュニティサイトです。では
この運営資金は一体どこから出ているのか?と
考えるとそれはスポンサー各社であり宣伝広告が
如何に多く人の目に触れるかが重要になります。
受賞の基準もワンチャン自分にも手が届くかも
知れないと思わせるように結果を玉石混合に
するのですが、これはよくある企業戦略であって
珍しくも何ともないものです。(※自分は昨年の
受賞作品は一つも読んでいないし、此処では
あくまでも企業戦略のハナシをしています)
つまり『お祭り』以外の何モノでもない。
そこに貢献評価としての受賞だとか書籍化が
乗っかっているモノで、作品の良し悪しに対する
評価ではない、という事を少なくとも我々は
想像するべきだと思います。
それでも
もう既に気付いた方もいるかも知れませんが
運営が(主に新作短編への)レビュー投稿に
制限をかけました。一つの作品に連続して複数
同じレビューが付く場合には交代制になります。
一部の派閥勢力への対策でしょうが、純粋に
利潤(盛り上がり)を追求する企業が随分と
思い切った事です。カクヨムからの人口流出も
看過出来ないのでしょう。
運営側も難しい舵取りを強いられているのかも
知れません。
実評価の信頼性云々より、WEBであり角川書店の
コミュニティサイトという『商品』の中だと
理解して、それなりの付き合い方をする。自身の
コミュニティが真っ当かどうかを思考する。
それが肝要だと思っています。
