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まったき獣のみるゆめは、あとがき

 あとがきどうしようかなと思ったけど、この際なのでここに思いのたけを記しておきます。
 本文には入れなかったのが最後に残ったTmの良心。

 まず、まったき獣のみるゆめはを読んでくださりありがとうございます。
 自分のために書いているのが第一ですが、第二に、どこかにいる誰かに届いてほしい、と願いながら書いていました。
 最後まで読んでもらえたならば、届いたなあ、と感無量です。

 色々語りたいことが沢山あるのですが、ほどほどがいいですね。

 まず設定ですが、神話のモデルは9世紀くらいに存在していた、ロシア方面に伝わっていたスラヴ神話です。
 それを色々といじくったのがあの神話です。

 衣装はジョージアの民族衣装です。
 ナウシカの衣装のもとになったそうなのですが、画像検索すると素敵なファンタジーチックな衣装が見れますので、興味のある方は是非、ご覧ください。
 ちなみにイリヤの神官服は女性のタイプを参考にしています。

 イルビスのモデルは雪豹です。
 写真を見るときっとそのかわゆさに虜になることでしょう。是非見てほしい!かわいいです!

 このお話を書く上でいちばんしんどかったのが、ある少女の夢の話です。きっと読んでくださった方もしんどいだろうなあ、と思いながら息切れしつつ書きました。

 本当色々ぺちゃくちゃ言いたいのですが、芸人がネタの説明をすると笑えない、って感じなので、ちょっとだけ。
 お話の中には少しだけ矛盾があったり、解決していないことがあったり、タイトルの意味など、ちょっと種があります。
 もしお暇な方が居られましたら、読み直してそれを考察してもらえたら嬉しいなあ、なんて思います。

 Tmはいつも自分のために書きながら、誰かに届け、と思い書いています。
 このお話も誰かの心に届いて、ほんの少しでも記憶に残ったらいいなあと願っています。

 それでは長々と失礼しました。
 ここを読んでくださったあなた様、ありがとうございます。
 また別のお話でお会いできたらうれしいです。

 ではでは。

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