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カクヨム3周年記念選手権を終えて

地獄のような一ヶ月から解放されたのでさっそく振り返り。
なんて悪態ついてますけど、非常に楽しかったです。
プロって凄いですね。常にこんなことしてるようなもんですから。
3月8日から開始したんで丸々3週間です。
今後企画に参加するか不明ですが、誰に伝えるでもなく未来の自分のためにメモを残します。
ケムリクサのりょくちゃんみたいに見られてもアワアワしない程度に抑えときます。
お題と作品一覧。
発表されてから48時間以内に1200~4000文字で作品を書く企画でした。

一日目 『切り札はフクロウ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888747230/episodes/1177354054888747244
作品名: メリーさんに追われています
サブタイ メリーさんに追われています

二日目 『2番目』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888789100/episodes/1177354054888789114
作品名: あなたが知らない世界 -農業編-
サブタイ 本当に美味い野菜、食ってるか?

三日目 『シチュエーションラブコメ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888811681/episodes/1177354054888811787
作品名: 相思草愛
サブタイ ショートホープのモナムール

四日目 『紙とペンと○○』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888843848/episodes/1177354054888843873
作品名: 拝啓、今を生きる君へ
サブタイ 紙とペンとタイムマシン

五日目 『ルール』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888886294/episodes/1177354054888886373
作品名: ルール は ゼッタイ です
サブタイ よくある「機械が意思持つ過程」を考えてみた

六日目 『最後の3分間』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888923541/episodes/1177354054888923588
作品名: このあと滅茶苦茶ルヴァンパーティーした
サブタイ File. 1 へえ、あんたもマリコっていうんだ

七日目 『最高の目覚め』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888945418/episodes/1177354054888945488
作品名: ミイラランドエゾ
サブタイ インカアウェイキング EZO

八日目 『3周年』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888986094/episodes/1177354054888986138
作品名: カクヨム3周年記念選手権作品『3周年』
サブタイ 想像力を働かせてご覧ください

九日目 『おめでとう』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889026410/episodes/1177354054889026452
作品名: 物語修復機構 『日本書紀』 ツクヨミ 篇
サブタイ 月は食事に日も共に

十日目 『カタリ』or『バーグさん』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889046801/episodes/1177354054889046871
作品名: めーてい探偵 大井鳴 紫明にお任せあれ!
サブタイ カタリの事件簿


お題は半分くらいカクヨム関連でしたね。
私がこの企画に参加するにあたって決めていたことは
・色んなジャンル・文体の作品を書く
・他のお題の使い回しに見える作品は書かない
・ネタは他人とかぶらないようにする
まあ難しいですよね。
以下感想。


一日目 『切り札はフクロウ』
作品名: メリーさんに追われています
サブタイ メリーさんに追われています
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888747230/episodes/1177354054888747244


試作品。それ以上でも以下でもなく。
とりあえずダジャレで作ろうとだけ決めました。
最初は余裕がなくてほとんどこのお題の作品読めてません……。


二日目 『2番目』
作品名: あなたが知らない世界 -農業編-
サブタイ 本当に美味い野菜、食ってるか?
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888789100/episodes/1177354054888789114

奇をてらいすぎて失敗した作品。
採れたての美味しい野菜を食べてほしい一心で書きました。


三日目 『シチュエーションラブコメ』
作品名: 相思草愛
サブタイ ショートホープのモナムール
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888811681/episodes/1177354054888811787

個人的には一番気に入ってる作品。
自己評価と他人の評価は一致しない好例。
後で思ったのですが、基本的にこの企画って
コントの台本をイメージしながら書いてたんじゃないかと。


四日目 『紙とペンと○○』
作品名: 拝啓、今を生きる君へ
サブタイ 紙とペンとタイムマシン
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888843848/episodes/1177354054888843873

これは正直、失敗したなと思ってます。
時系列をエクセルに書いて矛盾がないようにきっちり構成しました。
しかしこれは企画案のようなものであり、物語ではない。
これを元に魅力的なキャラを作り出し、動かし、物語を生み出す。
それをやるには時間も文字数も、ようは実力が足りないわけですね。


五日目 『ルール』
作品名: ルール は ゼッタイ です
サブタイ よくある「機械が意思持つ過程」を考えてみた
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888886294/episodes/1177354054888886373

近未来とか終末世界とかディストピアとか大好きです。
自分はコピーかオリジナルか、そもそも何者なのか。
そういうことをテーマにした作品は作りたかったので良い機会でした。


六日目 『最後の3分間』
作品名: このあと滅茶苦茶ルヴァンパーティーした
サブタイ File. 1 へえ、あんたもマリコっていうんだ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888923541/episodes/1177354054888923588

昔のコント番組ってドラマとかパロってたじゃないですか。
せっかくだからそれをやろうと思い立ち、コントの台本作りたいんじゃないのかと自覚しだした作品。
絶対続ける気がないからあえて唯一サブタイに話数を入れました。


七日目 『最高の目覚め』
作品名: ミイラランドエゾ
サブタイ インカアウェイキング EZO
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888945418/episodes/1177354054888945488

書き終えて、さあ被ってないかと他の作品を見に行くといきなり同じネタを見つけて撃沈した作品。
パロディとしての完成度がもっと高ければ良いでしょうが中途半端ですよね。
タイトルの期待値からの落差が一番高いのではと反省してます。


八日目 『3周年』
作品名: カクヨム3周年記念選手権作品『3周年』
サブタイ 想像力を働かせてご覧ください
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888986094/episodes/1177354054888986138

これもいわばコント。
正直、やりたかったネタを無理やり当てはめた感が強い作品。
なので本来の趣旨とは違ったなという印象。
ただ、コメントをもらえたので構成は良かったのかなと。
タイトルは『人生』のパロ。


九日目 『おめでとう』
作品名: 物語修復機構 『日本書紀』 ツクヨミ 篇
サブタイ 月は食事に日も共に
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889026410/episodes/1177354054889026452

無理やり連載作品を宣伝するための書き下ろし。
圧倒的に文字数が足りない。
キャラの個性も出せないし設定も活かせない。
この企画で初めて文章を削ることに。


十日目 『カタリ』or『バーグさん』
作品名: めーてい探偵 大井鳴 紫明にお任せあれ!
サブタイ カタリの事件簿
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889046801/episodes/1177354054889046871

さんざんパロっといてなんですが、私は二次創作が滅茶苦茶苦手です。
他人の設定で物語を作ることに対して己に完璧主義を求めてしまうからだと思います。
だから自分の分野に他人の設定を引きずり込むことで、矛盾があっても「自分なりの解釈だから」で自分を納得させられるのでしょう。

ラストだけは自分の作品を書く前に他の人の作品を見て回りました。
最初は運営の望む作品を作ろうかと思いましたが、見てみると結構みんな好き勝手文句言ってたので、自分も好きに書こうと決めました。


平均して2~3日で2500~3000字をコンスタントに続けてたわけです。
当たり前にこなす人もいるでしょう。
でも、けっこう大変ですよね。
これを最後まで実行できた約600人(結果発表六日目時点)は自慢して良いレベルだと思います。
中には先に作品を用意して、お題に沿ってカスタマイズしただけの人もいるかも知れませんが、それでも10の作品を生み出したことには違いがありません。

私の物語修復機構がもっと広く読まれていたら今回の企画を取り上げて新たな作品を生み出せるのでしょうが、今の時点でそれをやってもつまらないだけですからね。
今はこの経験を生かして、これからも執筆活動に精進するのが最善ですね。

4件のコメント

  •  いずも 様
     パパスリアです。

     早速ですが、私の近況ノートに、
    『お気に入り作品が読まれてない。』って愚痴ったら、
    『作品名あげていただければ読みに行きます。』って
    人が現れて、私的には

     【物語修復機構】

     をあげようかなぁ~、と思っているのですが、
    紹介させてもらっても良いですか。
  • パパスリア様

    ええっ、そんな神様のような方がいらっしゃるのですか!?
    それはもう大いに宣伝していただいて大丈夫です。
    お茶請けを用意してお待ちしております。
    むしろ貴方が神か!
  •  いずも 様
     パパスリアです。

     天橋 宰 様に下記の様にご紹介させて頂きました。
     私も嬉しいです。

     1. 物語修復機構
        ジャンル SF 作者 いずも さん
        特徴 各キャラクターがそれぞれ癖があり、とても楽しい
           作風です。
           しかし、ここぞと言う所で素晴らしい情景描写があります。


     2. 一劫《こう》年の蓮姫《カムラ》~生命40億年のスゴロク 
        ジャンル SF 作者 憮然野郎 さん
        特徴 こちらは作名通り生命の進化をスゴロクになぞらえて
           お話が進行します。
           SFとしてはハードな部類に入ると思いますが、難しい
           言葉は魔法の詠唱だと思えばOK。
  • ありがとうございます。
    もう一つの作品も気になるのでまた見ようと思います。
    ご紹介、本当に感謝します。
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