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負けヒロイン症候群! 三章完結

不穏な終わり方……

はい、初めまして、あるいはお久しぶりですね
チモ吉です

無事、負けヒロイン症候群! の三章が完結しました!
二章に比べ、難産でした……いやはや、誰も彼も動かすのが難しいキャラクターばかりで……そう作ったのは自分なんですけど

というわけで、恒例? の自分語り

悪役っていますよね。物語に幅、あるいは主要キャラへの様々な動機を持たせるための悪役です

基本的にヘイトを向けられる彼らですが、魅力的な人物もいっぱい
作品によっては、その悪役に焦点の当たった外伝が作られるほどに人気になったキャラもいます
読者としての自分も悪役キャラ、大好きです。非情で非道だったり、あるいは悲しき背景があったり……

ですが、作者としての自分はどうにも悪役が描きにくい

前置きしておきますが、以下の発言は他の作品、作者を貶すような意図はありません。自分が作品を書くときに気後れしてしまうな、と。それだけの話です

悪役は役割を持たされて登場しますよね。主人公とヒロインの出会い、あるいは仲を深めるイベントの舞台装置としてであったり。主要キャラの過去、行動原理に重さを与えるためであったり

悪役ですから、そういった彼らは悪い奴として描かれます。酷いことをします。嫌われます。読者の不満を溜めに溜めていきます
そう言った彼らが最終的に主人公、またはそれに準ずるキャラクターに倒され、罰を受ける。そして、読者は溜まった不満の分カタルシスを得る

王道の面白い話のパターンです。読者としての自分も大好きです

けれど、作者としての自分の視点ではこういった悪役がとても可哀そうに思えるのです
最後に酷い目にあわされる、そういった役割を背負わされた悲劇的なキャラクターのように思えるのです

だから、分かりやすい悪役を自分は書きたくありません
描くことが難しいのです

割り切ってしまえればいいのですけれどね……

はい、以上自分語り終了
作品についての話をしましょう

第三章、悪の組織と純愛の国
いやこれ、サブタイ詐欺だろと

悪の組織の内情と純愛の国について……確かに多少語られましたけど、どう考えてもスポット当たっているのそこじゃないだろと
そう思った読者さんもいることでしょう

自分もそう思います、ごめんなさい

こうなってしまった理由ですが
この作品、ほぼアドリブで書いているんですよ
んで、当然この章もほぼアドリブ

なので、当初の想定とは異なる方向に向かってしまったのです
プロットの段階ではピュアラブイエローとベーゼⅡ世がゆっくりとセイヘーキと純愛の国の関係を明かしていくと。そういう話になる予定でした

そこに現れたムチムチボイン娘系無知女ことヒナ子ちゃん
プロットには彼女の存在はありません
何処から出てきた

突然現れた彼女にストーリーは振り回されます。世界は彼女中心です
困ってしまいますよね、プロット全部書き直しですよチクショウ

という内情もあって三章は難産でした、お待たせしてまことにごめんなさい

そして、もう一つ謝罪
最終盤のヒナ子ちゃん(龍)に捕食されたやーくんさんの描写……とても分かりにくくなってしまったかもしれません。しかし、やーくんの精神状態の都合上分かりやすい描写が出来なかったのです。自分の文章力ではあれが限界でした
要望があれば、近況ノートにでも解説を置こうと思います

さて、不穏な終わり方をした三章でしたが、次回はどうなることやら

おそらくまたアドリブで大変なことになるであろうことは目に見えているので確かなことは言えません
ですが、今現在の予定ではやーくんが負けヒロイン症候群となった真相に迫る話を書こうと考えています

また、これはほぼ確定なのですが
四章でスポットが当たるのはしばらく空気だったあのヒロインです

彼女のやーくんとの関係性も含めて期待していてください

それでは

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