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『乙ブレ』一章時点キャラ設定

ネタバレ注意

目安
A:怪物
B:人間としての限界
C:平均
D:少し劣っている
E:クソザコ

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ルシファー・ダークネス
身長183㎝
好きなもの:ケンカ、新鮮さ、バイク、自由、自分より強い女、自分より弱い男
嫌いなもの:束縛、規則、古臭いもの、熱い食べ物、自分より強い男、自分より弱い女
天敵:『姐さん』

ちから:A
人間としては最高峰……どころか怪物の域に達している筋力。古の『勇者』の遺伝子とホムンクルスの肉体、前世の因子によって限界を超えた力。単純な腕力だけでなく器官それぞれの機能も全て高水準。ただしそれらを全力稼働させた場合、同ランクの『たいきゅう』がなければ肉体が自壊していく。

たいきゅう:A-
物理、魔術、環境等様々な要因に対する生存能力が非常に高い。しかし、ホムンクルスであるが故に定期的なメンテナンスを必要とし、それを怠った場合時間経過と共にランクが減少する。

まりょく:A→C--
本来高水準を維持する彼の魔力は彼の人格が魔術、魔力を理解していないために大きくランクが下がっている。高度な魔術の使用ではさらにランクが下がる。

びんしょう:B+
人体としての限界値。近接戦闘においてのみ、前世の経験故にランクが上昇。武装を行うと極端にランクが低下するという一面も。

こううん:E
運の無さ。間の悪さ。特に女性に対して顕著。本来は『暗黒神』の贄としての低ランクさであったが、前世の人格によってその不運のベクトルが変化している。

ちのう:E++→C---
ごく平均的な知性。本来の彼は自我の無い状態から徐々に人格を得る、はずだったが……。通常時は普通の人間として平均的な知能を発揮するが、激昂するとそれがダチョウと同程度までランクダウンする。代わりに攻撃性や狂暴性は増加。

スキル
『勇者の遺伝子』D→E--
古の『勇者』の力。光の魔力を操り類稀なる剣術と魔法の才を与えるスキルだが、それらを本人が使う気がないために大きくランクが下がっている。

『人造人間』C
ホムンクルスとしての在り方を表すスキル。ランクが高いほど傷を負った際専用の機材による回復が効果的で一般的な治療の効果が低下する。また、このスキルのランクが上昇すると知性から人間性が失われ、物事の判断基準が感情から合理性へと移行する。

『精神異常』E-→『精神錯乱』C
ホムンクルスの精神の不安定さを表すスキル……であったのだが、前世の記憶によって別のスキルに上書きされている。どちらも元来の異常性による精神干渉に対する抵抗スキルだが、前者が常時発動型であるのに対し後者は激昂することで発動する。知性と理性の低下と引き換えに精神汚染の影響を受けなくなる。高ランクであれば発動時自我を損失するが、このランクであれば問題はない。

『偽聖剣ゼクスカリバー』A-→―
本来の彼の武装。古の『勇者』が用いたとされる聖剣の模造品。現段階では所有しておらず、また使う気もない。

本作の主人公。傍若無人系蛮族。自分の気に入らないものには容赦なく、逆に気に入ったものや自分より上だと認めたものにはとことん甘く優しい男。要するに、たまにいいコトする系のヤンキー。肉体的にはとある『教会』が作り出したつよつよホムンクルス。精神性は前世の人格がほとんど反映されているが、言動は肉体の影響をある程度受けている。
自由を愛するが故にゲームのキャラクター、それも倒されるべき中ボスに転生したことに対してバチクソブチキレる。
基本的にカッコいいもの全般を好むが、対象が人間となると性別によって好むか嫌うか変化する。強くカッコいい女性、弱くカッコいい男性は好きだが逆はそうでもない。
『強いかどうか』が彼の価値基準の全て。それは物理的、肉体的のみならず精神性や在り方の強さも含めて判断している。だが結局のところ今世の彼は自分が一番強いと思っているので基本的に自分本位に動く。
もし『自分より強い』と認める相手が出来たなら……。

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マリア:クリスタル
身長159㎝
好きなもの:美味しいごはん、柔らかいお布団、平和な村
嫌いなもの:争い、雨の日、偉そうな態度の人物、弱い自分
天敵:エヴァ・ダイヤモンド、母親

ちから:B
人間としての限界。『聖女』であるために後方支援が基本の彼女だが、剣術に関してもトップクラスの才覚を持ち腕力も並の人間を軽く凌ぐ。本人にその自覚はない。ゲーム内ではルシファーを除く攻略対象キャラの誰よりも最終的な物理攻撃火力が出せるようになるレベル。

たいきゅう:C
平均的な耐久力。『まりょく』が高ランクなためその方面での耐性は高いが他は普通。

まりょく:A+
『聖女』として格別の才能を持つ彼女の魔力は並の魔術師はおろかそれ方面に特化した怪物に匹敵し得る。全属性の魔術を扱え、補助魔術使用時はさらにランクが上がる。

びんしょう:C
ごくふつうの敏捷性。これには器用さも含まれる。

こううん:A-
基本的に運がいい。ふくびきで2等とかを簡単に引く。しかし、ゲームの主人公である加護による幸運であるため本来のシナリオから外れた状況下ではランクダウンする。

ちのう:B→B-
賢い。理解力、判断力に優れている……のだが、とある人物の影響を受け始めている。

スキル
『主人公補正』EX→A-
主人公としての世界からの加護。ご都合主義とも。ゲームの主人公である彼女は世界そのものから愛されている……のだが、とある人物がシナリオを壊し始めたことでランクが下がっている。シナリオから外れれば外れるほど、このスキルのランクは低下し加護による祝福も減少する。

『聖女』A
『聖女』としての適性。『勇者』足り得る男性を魅了し、彼らの能力を向上させる。他者へのバフスキルだが本質が魅了であるため所有者が魅力的かつ対象が所有者に惚れ込んでいるほど性能が増す。反面、精神干渉スキルでもあるため特定のスキルを持つ対象へは効力が低下する。

『鈍感』A
自身に対する感情、特に異性からの好意に対する感受性が低下するスキル。このランクになると決定的な場面が訪れなければ相手からの好意を認識できない呪いの領域に達している。これもある意味主人公補正。このスキルを所有したまま恋心を拗らせてしまうと……。

本作のメインヒロイン。明るく優しく快活な、正義感と使命感溢れる女の子。クリスタル村の村長一家の一人娘。メチャクチャ美少女のくせに本人にその自覚はなくその上鈍感、生まれ故郷の村では多くの同年代の少年の脳を破壊してきた天然。故郷を守るために身売り上等で都会へ乗り出し強い男を漁りに来た清楚ビッチの卵系主人公。
本来はゲームシナリオの流れに沿い、学園で特定の異性を『勇者』として選定し、なんやかんやあって幸せになる……はずだった。
とある人物の蛮行を学園入学初日に目撃、正義感から彼に決闘を挑んだことで彼女の運命は大きく変わる。
基本的に平和主義者で誰もが幸せならいいのにと考えているが、満たされているけど常に危機と隣り合わせの村で育ったことで価値観そのものはシビアかつ合理的。自分の肉体そのものを資産と考え村の防衛戦力を求めるほどに。
ゆるく優しい時間を好むがその反面威圧的な相手にはとことん敵愾心を向ける攻撃的な側面も。これはとある人物は関係なく彼女生来の気質。
強く気高く美しく、『カッコいい女』。
本来は後方支援、あるいは剣術を用いて戦う彼女だったが、誰かさんに価値観を拳で壊されたことで色々と変化する。
特技は脳破壊(無意識)。初恋ハンターだが、本人の初恋はまだ。
苦手なことは家事全般。将来結婚することがあったらそれらをお相手に丸投げすべく計画中。

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エヴァ・ダイヤモンド
身長162㎝
好きなもの:自分、家族、従順な者
嫌いなもの:自分より偉いヤツ、平民以下の者、苦いもの、自分に従わない愚か者
天敵:ルシファー・ダークネス、王族

ちから:E
弱い。

たいきゅう:A+
強靭な生命力と怪我を負おうと容易に治る回復力、決してへこたれない鋼のメンタル。特にギャグ描写に近い現象に対してはランクが向上する。しかし耐久力が高いというだけなので、危機的状況に陥ってしまうと自力で助かることは出来ないケースも。誰かに助けられ悪態を吐きつつ感謝しながら逃げるまでお約束。悪になりきれない悪役令嬢、という彼女の本質を表した耐久性である。

まりょく:B+
人間の頂点とも限界とも呼べるほどの闇属性の魔法、魔術の才能。ルシファー・ダークネスとは特に相性が良くランクが上昇する。

びんしょう:E
弱い。

こううん:EX
原作においてどのようなルートでも死亡、ないし破滅しないレベルの幸運。悪役令嬢としては規格外の幸運であり、婚約者のルシファーが死のうと両親が信奉する『教会』が破滅しようと王家の闇が暴かれ国家がひっくり返ろうと、最後には何故か幸せになっている。……その過程で結構な苦労は背負うが、それでも幸せになる幸運の持ち主。

ちのう:B-
基本的に成績優秀。入学次席は伊達ではない。しかし、プライドの高さ故に感情が高ぶるとランクが低下して不合理な行動を取るようになる。また、感情的になっている場合は集中力等も低下するため彼女自身のパフォーマンス全体がランクダウンする。

スキル
『悪役令嬢』E-
悪役令嬢としての在り方。最低ランクのこれは、プライドが高く嫌味な貴族主義という彼女の一面が表層に過ぎず、悪に徹しきれない彼女の善良さから来ている。高ランクになれば悪性を持つ者に対するカリスマ性等が上昇するが、根が善性である彼女のこれは別の方向で発揮される。別名『ツンデレ』。

『聖女』B
聖女としての適性。異常な適性を持つマリアがいなければ最高峰のランク。男を惑わし魅了し自身の手足とする能力。……ではあるのだが、貞淑で一途であることを良しと教育されてきた彼女はとある婚約者にしか関心がないため、彼が『勇者』となった場合以外には基本的に発動されない。

『暗黒神の祝福』―
『ダイヤモンド家』がとある宗教に傾倒していることを示す、『暗黒神』の祝福。様々な恩恵を与える代わりに正気度を減少させるスキル……なのだが、無神論者であり権力と地位、金銭と労働力と生産物といった極めて現実的かつ物質的なものに価値の重きを置く彼女には一切の効力を発揮していない。

原作ゲームのメインストーリーにおける『悪役令嬢』。根が善良であることがシナリオの端々で見え隠れする系の悪女になりきれないヒヨコ。
貴族主義を全身で表したような差別的な立ち振る舞いや自分本位に見える言動が多いが、彼女の基準で価値あるものと判断した対象にはとことん優しい。
主人公のマリアが複数の男との未来を持つ、ある意味恋多き女であるのに対して彼女は最後までルシファー一筋。ビッチの卵たるマリアとは色々と対称的。彼がまともな自我を得てからは婚約者としてだけでなくしっかりと惚れ込む。つまり、裏ルートでは想い人を主人公様に寝取られている。かわいそうな人。
しかしどのルートにおいてもなんだかんだ最後には幸せを勝ち取る。
実はうさぎやハムスターといった小動物を飼いたいと思っているが、死に別れる時を思うと飼えないでいる。

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