先週末、友人と名古屋市美術館でやっている『民藝』という企画展を見に少し遠出をして行ってきました。
ほとんど興味がなかった私ですが、「面白そう」という単純な好奇心で付いていくことにしました^^;
約百年前の思想家・柳宗悦(やなぎ むねよし)が日常生活の中で用いられた手仕事の品々に美を見出し、『民衆的工藝=民藝』を提唱しました。
と、いろんなことを説明して書いていましたが、私が勝手に噛み砕いた感じで言わせてもらえれば、要は、
『無駄の美』といった感じですかね^^;
日用雑貨(椅子、テーブル、食器など)や、伝統工芸品(ガラス細工、竹編品、和紙など)。
衣食住のなかにある美。そんな印象の品々がかなりの量で展示されていて、まあまあ面白かったです。
それとは別に、常設展もあって、現代アート、1900年初期のヨーロッパ絵画、工芸品が置かれていて、その説明を、ボランティアの方が説明してくれるというサービスがあったので、頼むことにしました。
それが、もう、めちゃくちゃ面白い!!
なにがって、『会話』が出来てしまうことが!!
おそらく、ボランティアのお姉さんのスタイルとしては、「この作品をみられてどうですか?」というふうな感じで進んでいくものなんでしょう……が! しかし、そこは
特質系の天邪鬼な私。
固定概念ガチガチな友人。
真逆といってもいい、なんで友達が成立できているのか謎な二人の猛攻を受けるお姉さん(笑)が、大笑い&大困惑する羽目になりました。
その結果、一時間でみれたものは現代アート数点だけ。
最後には、友人が「日本の美術館での無言でみるというスタイルは違うんじゃないか」と相手が違うだろ! と思う、問題提起をする始末……。
でも、面白かったからよかったです。
お姉さんも、時間がオーバーしながらも、「こんな経験は初めてだったので楽しめました!」といっていただいたので、良かった^^;
……って、あれ? 目的は……(笑)
そして、私には別の、本来の目的があったのです……。 つづく(笑)