私的に、一対一の対談というものがあまり好きではないです。
突然すいません^^;
まあ、そういうことでして……。
久しぶりに、Youtubeでこの類のものを観ました。
それが、『WEEKLY OCHIAI』というやつでして。
落合陽一の配信したもので、そこまでこの人には興味がほとんど無いのですが、対談相手が、藤田和日郎だったので観ることになりました。
ご存知ない方のために、藤田和日郎という『漫画家』のことを少し……。
彼の書いた作品としましては、
『うしおととら』
『からくりサーカス』など。
最近のものでは、『双亡亭壊すべし』などがあります。
言わずもがななのですが、私は子供のころに読んだ『うしおととら』が、今でも三本の指に確実に入り、おそらく、これからも、そこから外れることはないほど大好きな漫画です!
配信番組(?)の内容は、まあよくあるもの、といった感じで進んでいきます。俺(敢えて)の心境としましては、こんなやつにこいつの漫画の良さが分かるはずがない!! といった感じで観ていました。
が、途中でひとつの質問を藤田和日郎がされたことで、その段階ではもう殆ど興味が失せていた俺の神経が画面に集中します。
それが、
『キャラクターの精神年齢と、セリフがあっていない』といったものです。
要は、「こいつはこんな事言わないだろ」や、「学生が、もしくは老人がこんなこと考えない」そんなものでした。
前後に色々と喋りますが、すべてここに書くには長すぎるので省略します^^;
俺の感じた藤田和日郎の答え(実際言ってますが)が、
「面白いものを書くのだったら、オレは嘘をつくよ!」
というところです。
前提に少年漫画という括りがあるとは思いますが、これは『覚悟』を決めたというところからの答えというところで、実に胸に残りました。
私事ですが、前回のキャラクターが中年の男で、今執筆中のキャラが高一の子供。ということもあってか、めちゃくちゃ今の自分が欲していたもののひとつの答えでしたし、また、ひとつの良い例でもあるな、とも思いました。
その言葉を聞いた瞬間思ったのが、「漫画家ってすげぇな」でした。
本人はもうジジイです。(これも敢えてです^^;)
けれど、なんとも子供っぽい、いや、ガキっぽい、安っぽいことを言うもんだなと、その正直さ、堂々さに一発でやられたと同時に、こいつの漫画を好きで良かった。と思えました。
なんだか、いっぱい書いてしまいましたが、そんな近況でした。
長文失礼しました!!!(最後もあえて笑)