『女化町の現代異類婚姻譚』、完結いたしました。
昨日三月六日は女化神社の初午祭でした。作中においても重要な場面であったこの日にどうしても完結させたかったのですが、どうにか間に合いました。
書きたいネタはまだまだあります。
主人公二人の今後はもちろん、ハチとマサカドの友情や小次郎くんと桔梗ちゃんのことも。
龍ケ崎市にはだいだらぼっちやカッパの伝説があり、それに蛇沼公園の主には平安時代の英雄平景正(鎌倉権五郎の名前でペルソナにも出ていました)と絡んだ伝説もあり、このあたりは水沼さんのエピソードとして膨らませられそうです。このように、使い切れなかったご当地ネタもいっぱいあります。
龍ケ崎市内で完結してしまっていた舞台をもっと外にまで広げる構想もありました。
いつかそういうエピソードを少しずつ短編ででも書けたらと思っています(初午に間に合わせるために最終盤がかなり駆け足になってしまってるので、そこもそのうち全面的に書き直したいですね)。
でもとりあえず、『女化町の現代異類婚姻譚』は、ひとまずここで完結です。
時間はかかってしまいましたが、皆様のおかげで、最後まで投げ出さずに書ききることができました。
本当に、本当に、ありがとうございました。
次回作もどうぞよろしくお願いいたします。
女化町の現代異類婚姻譚
https://kakuyomu.jp/works/16816700426377413092