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雲の行方について

 私がDhampirでやりたいことの一つは男と女です。
 しかしながら、私という存在は自身の無力感や虚無感や厭世観のその一切を主人公に押し付ける卑怯な人間なのです。
 無常観を悲劇としか捉えられない矮小な存在で、それがそういうものではないとわかっていてもペシミストを気取った、取るに足らない人間なのです。
 そんな私に、人とは、男と女とは、子とは何かを提示することができるのか。それが一番の不安なのです。

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