祭

全ての時計が10時10分に定められた時計屋。アナログ時計が無くなりつつある世界で時計を作る職人と時計を知らない高校生の物語

オヤジって何だろう。 俺も何時、オヤジになるんだろう？

彼の名は「ノイ」 生まれも何歳なのかも分からない。 誰も彼の正体は知らなかった。 でもいつも彼は僕の話を聞いて、僕と一緒に考えてくれる。

ずっと2位だった。 全国2位の俺と全国1位の中川。 中学の時からあいつは、 ずっと俺から1位を奪っていた。 そんなあいつが急に消えた。

夜中の11時、夏休みも終わりを迎える 8月30日。 男は外へと歩き出す。 ダンボールの箱に詰まった線香花火と共に。

どこにでもあるような公園。 僕は幼い頃、虹がかかったベンチの上で、 君とかけがえのない時間を過ごした。

いつもの朝を起きて玄関の扉を開け、 お隣さんに挨拶をしようとしたら、 お隣さんがヅラになってた！ しかし、お隣さんだけではなく、 通学路の途中ですれ違う男達は 全員ヅラになって…

「わた菓子って雲みたいだね」 そう言った彼女と僕は、あの場所の夏を 一緒に生きてきた。

深夜1時、いつもの自分の部屋。 でも何だか眠れない。 何だか微妙に居心地が悪いなぁ‥

それなりの大企業の社長の秘書として 勤める田中は、全社員の前で行う朝礼の前に社長のチャックが開いている事に気付く。 どうにかして社長自らに気付いてもらうための田中の激闘が始まろ…

疲れや不満、ストレスなどが溜まってる人の いつもの夜の帰り道。 すると今までに見覚えのない小さな店が姿を現わす。 「cura sun」 ここはお転婆で大人のパティシエが甘いケーキ…

なんかムカついたので金について書きました。

1500字ほどの短編です。 よろしければご覧ください。