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すずめの戸締りを見に行って

レビューではなく、主にストーリーの作り方に関しての感想です。
ネタバレはほぼPVなどで分かる程度の軽いものに留めます。




最も興味を引いたのは冒頭です。
①開始5分くらいで、すずめ(女主人公、女子高校生)とソウタ(男主人公、イケメン)が出会い、事件が起こる。
→かなりわかりやすくもインパクトのある展開でお手本のような冒頭

②すずめはソウタの見た目に惹かれ、気になり後を追いかけてしまう。
→すずめは後先を考えないで行動をしてしまうことが印象的なキャラクター

新海誠映画は伏線が多いことも見どころの一つだと思います。分かりやすい伏線が多い中、考察をすると驚きの裏設定が見えてくるものもありそうです。

ストーリーはそこまで捻りは大きくなく、とはいえ呪いを掛けられたソウタを救うという目的があるので中だるみなくみることができます。不安を抱えることがおもしろいストーリの基本らしいです。

道中で人のやさしさに救われ旅を楽しむというのも見どころの一つなのですが、同時に育ての親のやさしさをないがしろにしているすずめの悪行も進行しています。

大人としてはなかなかすずめのことを好きになれないですね(笑)

ある意味画期的だと思ったのは男主人公(欠点のないイケメン)に呪いを掛けて二人で旅をすることで恋仲にしようという試みです。これでイケメンへのヘイトが減りました。

新海誠監督はディズニーに並ぶエンターテイメントの巨匠といえます。

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