なぜこんなことを言うのかというと、
「アフターゾロリ」という言葉を知ったから。
これは児童書界隈でいわれている言葉で、
ざっくり言うと「『かいけつゾロリ』シリーズを読破した子供が次に読む本がない(=マンガに流れるか、ラノベに流れるかで、一般的な児童書に行かない)」という現象(問題)です。
これを分析したり論じたりしたものをさっと目を通した上で、
私なりに得た雑な結論が
「それならオーディオブックなら突破口になるのでは?」
というものです。
(ここでタイトルにつながる)
なぜ「カクヨムに読み聞かせ機能搭載」が「脱ゾロリ」になるのかというと、
・学習していない漢字等でつまづかない。
・そもそも挿絵が存在しないので自分の想像力を活用しなければ話が頭に入らない。
・原則無料で読める(聞ける)のがweb小説の強みなので、親の意向や金銭面の問題を読者(リスナー)は無視できる。
それにオーディオブックを個人で成し遂げるのはなかなかに大変です。
「ポッドキャストで自分で読んで自分で録る」という手段もありますが、これを成し遂げられるのはきちんと読み聞かせ技術がある人だけです。
……本来なら、もっときちんとまとめてエッセイ扱いかなにかで書くべきなのでしょう。
が、私はそもそも児童書界隈は現在の市場状況もよくわからない門外漢。
そんなわけでここに書かせていただきました。
もし運営さんの目にとまりましたら、ご一考いただけると幸いです。