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縦書きと横書き

こんにちは。

最近は歴史系専門書も横書きが増えてきましたね。西洋史は元から横書きなので除く。やはりアルファベットや数字が乱舞する場合は横書きの方が読みやすいですから。

ただ、日本史と東洋史でもサイトを紹介する場合があって、その際に縦書きだと破壊力抜群の絵面になってしまいます。

歴史地理系だとGPSを駆使した研究も増えていますから、その際は地図上の位置をサイトで参照させる場合も増えています。

これらの趨勢からして横書きに接する機会が増えるのは必然ではありますが、個人的に文章は縦書きで読みたい派です。慣れの問題ですけど、やはり縦書きのがアタマに入りやすい気がします。

それはたぶん気のせい。

マジメな話、擬古文や漢文、候文を含む古文は縦書き前提なので、やはり読みにくいのですよ。特に文中に返りがある場合には。『通俗續三國志』の翻訳もライターで縦書きで書いていたので、サイトに上げると横書きになって違和感ハンパなかったです。

詩の部分とかね、崩れてあららって感じでした。

ただ、縦書きと横書きといった読書環境は著者に紐付くのか読者に紐付くのかも難しい問題があって、出版物の場合は著者や出版社により決められ、電子書籍がさらに普及するとビューワーで選択可能になって読者の任意になるのかなあ、と思います。

これは縦書きで読んで欲しい!って著者さんもいると思いますが。

文字送りや一行の文字数、一頁の行数も読者の任意になると、これらに気を遣ったり、改行や見開きを利用した遊びも成立しにくくなっていくのかも知れませんね。

つまり、ビューワーに縦書き表示機能つかないかなー。

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