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本編と全く無関係に今思いついた小噺


主「さ、今日は二人の初顔合わせだ。って、ティーナ、くっつかないで!」
テ「いいじゃない、私達付き合っているんだし。あ、関谷さん初めまして。ティーナです」
関「え? 中村君……彼女いたんだ……」
主「いやいや付き合って無いでしょ? 関谷さんの前だし、そういう冗談、今は辞めて欲しいんだけど」
テ「え……ひどい……私の事、特別な存在だって言ってくれていたじゃない?」
関「特別な存在……」
主「特別なって言うのは、ちょっと説明しにくいんだけど、秘密の共有と言うか……あれ? 関谷さん? なんか目が凄く怖いんだけど」
関「特別な存在のティーナさんと秘密、共有しちゃってるんだ?」
テ「あ~あ、関谷さん涙目になってきているよ? タカシって悪い男ね?」
関「……どうして? 私の方が中村君の事、ずっと……」
主「関谷さん、落ち着いて! ティーナもふざけるのはこの辺で……」
テ「この際だからはっきりさせましょ? タカシ、私と関谷さん、どっちを選ぶの?」
主「どっちかなんて選べるわけ無いだろ!?」
関「え? という事は中村君、私の事も……?」
主「そうだよ、二人とも僕にとって大事な……」
テ・関「大事な……(ドキドキ)」
主「仲間だから!」
テ「そんな答え、誰も期待して無いよね? 関谷さん」
関「そうですね。答えになってないですね」
テ「思ったんだけど、タカシには今日ここで、きちんとけじめをつけてもらった方が良いんじゃないかしら?」
関「同感です」

僕には何が起こっているのか半分も理解できなかったけれど、こうして長い夜が始まった……

2件のコメント

  • むしろこういう展開が待ってると思ってました笑
  • ベタでしょうが王道です(^_^)
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