お久しぶりです小鳥遊です。
本日更新の第70話(第2章後編最終話)『向かうは鉄国へ』で、ついにアスターテールの第二章が完結です。
うーん……想定以上に長くなりましたね。色々ありましたが、気合でなんとかここまで書き切ることができてよかったです。読んでくれる友人がいるからこそギリギリ頑張れた感じですね。
さてさて、ついにレイナの追い求める《黒竜》が登場し、さらには最重要キャラクターであるシロさんも何やら……? というモリモリのラストで締めくくられた第二章。はい、色々詰め込みすぎたことは反省しています。
そして第三章は《鉄国》エルベラント編!さすがに第二章より長くなることはない……ないはず、ないと信じたい。が、どうなるかは分かりません。
また新たな物語が始まる……と言いたいところですが、アスターテールはここで一旦お休みしたいと思います。
第二章完結までは意地と根性でどうにかやってきましたが、さすがにコレ以上はモチベが……モチベが……つらい。もう限界。
もし続き読みたいよ―という方がいらっしゃいましたら教えてくだされ。書くかもしれません、多分書くと思います。
とはいえ完全に書くのを打ち切るわけではなく、劇的に更新ペースを下げつつも更新自体はちょびちょびと続けていければなと思います。完全完結までの構想は一応あるので。
と、いうことでここからはちょっとした本編の補足をば。
Q.なぜオズボーン卿はソフィアが乗る飛行船を事前に知っていたの?
護衛兵として送り込んだ自領のスパイから情報を得ていました。ソフィアが予約した革製品を取り扱うお店から空港までの距離や大まかなタイムスケジュールを算出して、ソフィアが乗り込む予定の飛行船を予測したんですね。そして空港の職員を買収したりなんかして離陸する一時間くらい前まで同乗するお客の人払いもやってました。アオイ一行は乗り込む結構ギリギリのタイミング(30分くらい前かな?)で航空券を購入したので人払いされなかったようです。まぁ、要するにオズボーン卿は色々ガバガバなんですね。あんな計画立てて実行に移しちゃうような人なのでね。しょうがない。
Q.なんで『聖水』をかけられたラスタが一度目覚めたの?
それはレイナさんが推測していた通りです。『聖水』によってベスタとしての本能が弱まったタイミングでラスタの人格に強く結びついているソフィアの声が聞こえたため、奇跡的にラスタの意思が戻ってきました。
Q.事件解決からアオイ達がビリジア商会と旅立つまでに一週間経ってるけど、その間には何があったの?
結構色々ありました。レイナとアオイが『神格』を使いこなす特訓(人体実験?)をやってたり、エルシェさんがまたちょっと暴走したり、アオイ・レイナ・エルシェ・ソフィア・ラスタの五人でエンブリアを観光したり、それからセルビオーテ組を抜いた三人でクリスマスパーティーみたいなことをやってみたり、レイナとエルシェが恋バナなんてやってみようとしたり……この一週間のことはまた短編や番外編でちまちまやると思います。アオイらからすれば休暇みたいなもんですね。結構一行の距離が縮まりました。よかったね!
と、まぁこんなところでしょうか。それではまた、皆様に神を自称する白い髪の少女のご加護あらんことを。