リレーで物語を作る遊びを最初にやったのは、確か小学生の時。
点数が付けられて、帰されたテスト用紙の問題文の後に、面白いので物語を少し書いて後ろの人に回してみた。 受け取った後ろの子が書き足して、更に後ろに、という風な遊びを始めたのです。 最後どうなったか見るのが楽しみだった。 書き手もただ後ろに渡しただけの人も、どう進行したのか知りたくて、わくわくしながら読み手が読み上げる内容に、ゲラゲラ笑ったのを覚えています。その感覚が、このカクヨムのリレー小説でも変わらないのが、不思議。 子供達とも、家族旅行の車移動中に物語をどんどん作って、どれだけあらぬ方向に着地させられるか、楽しんだのも同様で、脳内での想像力を羽ばたかせた良い思い出です。 最後、ソフトランディングなのか、ハードになるのか、それとも敢え無く墜落の危機がやって来るのか。どの結末も、どうなろうとも、結構無責任に楽しめるのがこの真剣遊びのいいところだと思います。それを、読み手の方々と一緒にわくわくしながら結末を待つ喜びを分かちあえるのは、本当に素敵。次回、皆様もご一緒しませんか?