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嘉永三年四月二日(1850/5/13) -大村藩情報・開発経過-

-大村藩情報・開発経過-嘉永三年四月二日(1850/5/13) 

 ■次郎
  ・海軍伝習所、陸軍調練所設立へ。(兵学の他、数学・理化学・国語漢文・オランダ語・英語・国内国際情勢)
 
 
 ■精|煉《れん》方(総括:信之介)佐久間象山は全部回る。
  ・電信機の距離延長研究。(継電器)……宇田川興斎、ブルーク。現状の絶縁は紙、空気他。
  ・電力系全般……廉之助・隼人・東馬・村田蔵六。
  ・既存砲の更なる安定化とペクサン砲の開発+ジャスポー銃と褐色火薬の研究。……高島秋帆・賀来惟熊・村田蔵六。
  ・造船所(ハルデス他)建設地の造成。……ハルデス他職人と学生・村田蔵六。
  ・蒸気機関の研究開発……65トン級の蒸気機関34馬力は成功。56馬力に挑戦。ハルデス・久重・功山・弁吉
  ・製茶機の研究開発と製造……ハルデスと久重と功山&高林謙三+弁吉
  ・写真機の研究開発。……俊之丞とブルーク、杉亨二。
  ・高炉セメントの研究開発ならびにポルポライドセメント製造のための設備建造。(信之介+α)
 
  ・ゴムの性質改善(酸化マグネシウムと石灰水)とスクリュー(潤滑油+ゴム)とゴーグルの製作。……ブルークと適塾の四人+佐久間象山
  ・ソルベイ法と石炭乾留によるアンモニア抽出の研究……ブルークと適塾の四人。
  ・魚油のけん化(水素添加)の研究。……ブルークと適塾の四人。
  ・冷蔵庫の改良……高野長英+廉之助+隼人(リクルート中)
  ・アーク切断、アーク溶接、ガス切断、ガス溶接、鉛電池……信之介
   
 ■五教館大学(賀来|惟準《これのり》・三綱。|惟舒《これのぶ》)。+ブルーク。
  ・石油精製方法……火災発生も、被害は少なく精製の研究を続ける。+佐久間象山。
  ・焼き玉エンジンの研究開発……+佐久間象山。
  ・缶詰製造法の機械化とドラム缶の研究開発。(オランダ人技術者とともに)+佐久間象山。
   ※上記開発とあわせて、ブリキのお茶缶・一斗缶(18ℓ缶)の開発・製造。
 
 ■医学方(一之進、宗謙、敬作、俊之助、イネ)+洪庵&適塾メンバー
  ・下水道設計ならびに工事開始、高炉セメントの開発は同時進行。間に合わなければポルポライドセメントにて施工。……橋本勘五郎。1858(~1857)期限。
  ・新薬の研究開発、臨床。
  ・|殺鼠《さっそ》剤。
  
 ■火術方
  陸軍奉行
   高島秋帆
   立石昭三郎
    新式銃と大砲を用いた戦術運用
   ※運搬に左右独立軸の運搬車開発

  海軍奉行
   江頭官太夫(+次郎左衛門+ライケン)
    沿岸警備と艦隊運用(設立)
 
 ■産物方(お里、賀来惟熊)
  ・領内の鉱山の状況調査と鉱物の選別保管。
  ・石炭、油田の調査。
  ・松代藩に人を派遣し、採掘の準備に入る。(越後は価格交渉、相良油田はさらに調査)
  ・増産と仕入れ先の全国的な確保、機械化(高林謙三他)が課題。
  ・桑畑の増加と生糸の生産。
  ・魚油の精製(酸性白土、領内産出モンモリロン石)、販売。

8件のコメント

  • 前ので思い出したけれど、重量物運搬用に車軸が左右分割されている荷車(要するに今のリヤカーの原型)作ってましたっけ?
    左右別回転するならば、祇園祭の山鉾みたいに割れ竹引いて水巻いたところで無理やり回すのではなく、ごく自然に旋回できますから。
    当然車体に必要な強度は増えますけど。
    でもあると一斗缶などを乗せる普通の荷運びだけでなく、大砲の運用(移動だけでなく照準調整にも使える)が楽になるかと。
  • コメント有難うございます!^^

    開発前です!

    リヤカーって左右独立してたんですね!というかよくよく考えたら、じゃないと右左折しにくいですもんで!

    (メモメモ……で信之介に伝えておきます。天の声^^)
  • ゴムが不安定なのにアーク溶接開国前にやらなきゃ駄目ですか?

    現代で炭素アーク習得してる人は居らず戦前と戦後で溶接機の構成、構造や鉄の品質も異なる為経験は役に立ちませんよ。

    電化はオーストリア・ハンガリーに世界で初めてモーターを開発したイェドリク・アーニョシュが居るのでその人スカウトしてからでも遅くないです。

    信之介の最終学部、学科を知りたい。

    宇宙開発分野と言いますが物理と化学が混ざってますよね。
  • コメントありがとうございます^^

    ほんのちょっとだけ、ちょっとだけ記述してますが、理工学部です。そして物理学科・化学科・機械工学科で学んでいました。

    私は大学に行っていないので詳しい事はググったくらいですが、4年制大学なら4年で卒業なんでしょうが、信之介は10年以上学んでいます。

    なぜ?というのは深く考えていませんでしたが、のめり込んで、とか、興味が移って、というのか一番しっくりくるかもしれません。

    なので作中の私のイメージでは『理工学部の物理・化学・機械工学』なんです。

    実際にそんなやついねえよ、とか、就職は?とかのツッコミはなしでお願いします。

    次郎にしてみれば何でも知ってるスーパー知識お化けのチート野郎のイメージですが、当然土木工学?建築?系や、生物系は苦手というか、専門外です。

    なのでまり突っ込んで、信之介は~学部だがら~は知らない、や、~は開発しない、というのは深く考えていませんでした。

    それから、性格的に飽きっぽさとのめり込みが同居しているので、行き詰まると別の研究を始めたりします。

    (発想の転換でブレイクスルーになるかも?も多少期待)

    あとは、一応私なりに、正確ではりませんが、これが発明されている頃はまだこれは発明されていない、とか、これは○○年発明だから、現代知識をもっていても○○年まではかかる、という独自の短縮ルール(実はシンプルに縮めただけ)を使っています。正確ではありませんが。

    なので、開発までの順序や年数など、相互関係(技術のツリー?ロードマップ?)において、知識のある方なら、???と思うこともあるかもしれませんが、ご容赦ください。
  • 追記

    なので、開国前~とは限りません;;

    あれ?信之介○○の研究してたのに、△△の研究してんじゃねえか!

    というのもあるかもしれません。すみません;;w

    ん? なら優先順位が違うか? いや、自らの興味関心と優先度、どっちを選ぶか? うむむむむ。
  •  信之介さんが「溶接機の開発は自分自らやる」と言ってるのは速やかな電化の確立を急いでるって言うより、自分もその経験が十全ではないから自分の手でトライ&エラーを繰り返さねばならない難物だと思ってるからでは?(おそらく電撃を発生させる溶接機自体より真の難しさは溶接棒の芯材とそれを包む被膜材の選定にあるかと)それとメタ的な事を言っちゃうと本作における信之介さんの立ち位置は「科学の範疇ならオールラウンダーな謎のマッドサイエンティスト」的存在だと思うので前世の経歴をかっちり決めてしまうと作中いろいろ(この年齢と経歴でコレ知ってるのおかしいよなーだけど技術ツリー的にココで躓くのもアレだし)と制約がされるのでふんわりとした現状で優しく見守るのがよろしいのでワ(´ω`)たぶんテンプレ仮想戦記なら主人公のジローさんひとりで信之介さん+一之進さん+お里さんを全部取りした空前絶後の超天才科学者兼技術者が無双するファンタジー時空になったと思うと姜維先生の本作は大人の常識の範疇に納めようとキャラクター造形してると思うんすよね。
  • 成程、納得しました。

    現代でもアラビア語を話し実用に耐える堰を建設した医者の中村哲の例があるので分野を跨っても功績を残す人は居ますね。

    信之助の場合電気系統すっぽ抜けてるのが不安ですが……。
  • コメント有難うございます^^

    その辺はこっちに来てから電気工学勉強しまくった、という体でお願いします;;w
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