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【プチ創作論】感情を直接書くか?婉曲して書くか?

 今X(旧Twitter)で話題になっている。感情の描き方問題について語っていきたいと思います。

 分かりやすく、「泣いた」、「怖い」、「好きだ」と書くべきか?

 「瞳から雫が落ちた」、「身の毛がよだち思わず尻もちをついた」、「心臓の鼓動がうるさくてたまらない」など、五感身体表現で婉曲して描写するか?
 
 いろんな意見をTwitterで見かけましたが、私の意見としては、「場合によって使い分けるべき」というものです。

 個人的に、どちらの表現も、効果的に使えば印象的な言葉になれるんですよね。
 どちらが正解かではなく、大切なのは、”意図”を持って表現を使い分けることだと思います。

 私はどちらも表現も好きです。どちらも使います。

 私は好意を包み隠しながら思慕するヒロインも大好きですが、勇気を出して「好きよ」と叫べるヒロインも大好きなんです。
 
 結局、「ヒロインが伝えたいのか隠したいのか」、「主人公が直視したいのか目を背けたいのか」によって、書き方は変えています。
 私の書くのは一人称。
 ヒロインが動いて、主人公が解釈する物語ですから。

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