「再発した鬱病の、改善のプロセスについて」
①まず第一にすべき事は、全ての予定を消して休むこと。
家族に頼ること。スマホを幾ら見てもいい。
最もストレスのない選択肢を選ぶ。
楽な過ごし方を選んでいく。
②できれば一人にならないこと。
信頼できる人と一緒の空間で、寝転んで極力だらだら過ごすこと。
③"家から出られるよう"になったら、まずは散歩。
家から出て、自然を探して歩いてみる。
③次に、ノート殴り書き。
"文章を書く気になったら"、少しづつでも良いから自分の感情を書いてみる。それで気持ちの整理ができたりする。
SNSでもリアルでもノートでも良いから。辛くない範囲で言葉を吐き出す事も大事。
④少しづつ、やれることを増やしていく。
散歩の次は、食生活に気を配る。
・納豆、ヨーグルト、キムチなど発酵食品。
・ココアやベリーなど食物繊維
・野菜や果物。無糖の野菜ジュースも可。
・好きな食べ物、もしあれば。
これらを意識して食べる。
野菜ジュースは甘くないものをオススメ。
糖分の取りすぎは体調不良のもと。
無糖のトマトジュースなどが◯。
できれば野菜サラダの方が消化が遅いので、血糖値スパイクが起きにくいので◎
⑤次に、スマホ制限。
これは、iPhoneなら「時もち」というアプリがオススメ。
でも重要な注意点。鬱病になってすぐの時は、逆にスマホを沢山みた方がいい。
我慢は禁物。スマホを見て楽になれるなら堂々と一日中見てほしい。そんな自分を責めないで欲しい。
一週間(私のひどい時は数ヶ月)ほどスマホを見続けてくると、
「そろそろスマホを見るのに飽きた、辛い」「見るのを辞めたいのに見てしまう」
そんな時期がやってくる。
そうなって初めて、スマホ制限アプリを検討してください。
うつ病治りかけの時は、なかなか自力でスマホを我慢するのは至難の技なので、
ロック解除に100円かかる。アプリ時もちをオススメします。
⑥最後に、入浴と睡眠、軽い運動も。
はい。スマホから少し離れることで、時間と余力ができると思うので、
無理しない範囲、物足りないくらいの範囲で、少しづつ生活リズムを安定させていきましょう。
⑦好きなこと、やりたい事をやる。
うつ病状態だと、普段なら楽しいと思えることが楽しめなくなり、何もかもが色褪せて苦痛に変わる。やる気がなくなるという傾向があります。
だからこそ、回復過程でやりたい事、行きたい場所、買いたいものが出来た場合には、
積極的に時間とお金を使い。人に頼ってください。
体調が悪い時こそお金と時間をかける。これが鉄則です。
好きなことを楽しめる状態を取り戻せば、鬱病から抜け出すキッカケになります。
しんどい時こそ、わがままであれ。
自分に寛容であれ。
自分に甘く、人に頼れ。
それが結局、一番の近道です。
自分が落ち込んでいる時、「何やってんだ自分」と追い撃ちをかける行為はいけません。
そうすると、死にたくなってしまいます。
どれだけ世界が敵に思えても、自分だけは、可哀想な自分の味方であれ。
頑張れない自分の味方であれ。ありのままの自分の味方であれ。
自分が休むこと、無理しないことを、心よく許せ。
自分で自分を傷つけない。自分に寄り添うことこそ、最も困難で大切なこと。