https://kakuyomu.jp/works/16816700426819574403/episodes/16818093090832755178皆様ごきげんよう。本日も無事に更新する事ができました。
257話のタイトルが「光と櫻 II」になっているんですが、このIIの話です。
光と櫻というタイトルは実は以前にもありまして、話数で言うと126話にあたります。
126話が更新された当時は、読んでも「なんのこっちゃ」という状態になったと思いますが、今回の257話でようやく伏線回収というか、補完できたのかなと思います。
126話は当時、挟むべきか悩んだ話でした。別に入れなくてもいいと言えばいいし、この先ヒカリと櫻子の馴れ初めが明かされる時にいきなり全部バッと出した方がインパクトもあるかな……と。
しかし、ヒカリに関しての情報があまりにも無さすぎたので入れることにしました。ヒカリはずっと謎の存在過ぎましたからね。(あの話を挟んでより謎が増えてしまった感も否めませんが)
ヒカリはヒカリで過去に何かあり、櫻子がレイチェルに変化している事にも漠然と気づいている。気づいてはいるけど、それを言ってしまえば奇跡のような今の瞬間が破綻してしまうかもしれない……そんな不安をずっと抱えているんだよと、読者の方にも知っておいてあげて欲しかった。というのも理由の一つです。
ヒカリにとって櫻子は、“初恋の人”であり“命の恩人”であり“救えなかった命”でもあります。櫻子に向ける好意や愛護心の理由がそれです。
ヒカリがただの面食いヒロインではないとご理解いただけた所で、今回は以上です。
これからの2人の行く末を、読者の方にも見守っていただければ幸いです。