今回、1月7日に3回目の自主企画をたてました。
https://kakuyomu.jp/user_events/16817330669393175343計3作品が集まりました。ご参加してくださった作者様、この場を借りてお礼申し上げます。
以前、狐と狸についてこんな話を聞いたことがあります。
狐→神秘的(例)九尾の狐、お稲荷様、狐憑き、狐の嫁入り
狸→人間的なユーモアが溢れている(例)『平成狸合戦ぽんぽこ』がもっともイメージしやすいのではないでしょうか(ただし、かちかち山のように、例外あり)
この話を聞いて、狐と狸は同じ化ける動物なのに、イメージが異なっていることに驚きました(注意:諸説あり。また、繰り返しになりますが、これが正解ではありません)
さて、狐と狸とはちょっと種族が異なりますが、吸血鬼も蝙蝠に化けるという意味では、広義で化けられる種類に入ります。
個人的には、吸血鬼はどこに焦点をあてるかによって、その像が異なるものだと思っています。
例えば、血を吸う、吸われた人間は吸血鬼になるといった残忍さを活かしたものや、カーミラのように吸血鬼の儚さ、美貌、妖艶さ、とあるコメディアニメでは吸血鬼の弱点を最大限に活かしているものがあります。
このように、吸血鬼はどこをどのように活かすか、でおもしろくなる題材だと思いました。
前置きが長くなりすぎて申し訳ございません。
つまり、狐、狸、吸血鬼に共通するのは化けられる種族であるに加えて、それぞれがおもしろいということです。
そこで、ふと思ったのが、狐や狸の化かし合いは見たことがありますが、吸血鬼と狸はあまり見たことないと思いました(見落としている可能性もあります)
漠然としていますが、何だかちぐはぐなイメージがある狸と吸血鬼、それらを1つの物語の中に登場させたらどんな化学反応が起きるのだろうか、と思い、今回自主企画を立てました。
「化かし合い」という単語が難しすぎたのでしょうか、自主企画の期間中は3作品が集まって終わってしまいましたが、どれもとても面白かったです!
コミカルな展開やこういう切り口があるのか、と大変勉強になりました。
なお、自主企画は1月15日23:59に締め切りましたが、随時受け付けていますので、「化かし合い」要素がなくても構いません。
もしやってみたいと思われた方がいらっしゃったらコメントにてお願いします。大歓迎です。
長々と申し訳ございません。また、何度も繰り返しますが、この近況ノートに書いたことは正解ではありません。押し付けているわけではございませんので、
各々のイメージを大切にしていただきたいと思っております。
ともあれ、素晴らしい作品ありがとうございました。
【追記20240210段階】
後日、フィステリアタナカ様が狸と吸血鬼の化かし合いをテーマにした話(「私、あなたの奴隷になります」第8話)を書いてくださいました。この場を借りてお礼申しあげます!
では!