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完結ボタンを押しました

このたび、2020年4月19日に連載を開始した『不要不急の恋人』を無事に完結させることができました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895747503
エピローグとあとがきを公開し、完結ボタンを押す瞬間は感慨がこみあげました。

本作品は読者参加型というweb小説ならではの試みから始まりました。あとがきにもお書きしましたが、ご協力くださった方々には本当に感謝しております。
読者様とつながっていたいと思う心を満たしてくれる、大切な作品となりました。
未読の方もぜひ、ステイホームのお供にしてくださいね。

コロナ禍でしか生まれ得ない作品という意味では、コロナに感謝するのもおかしな話だし不謹慎ですが(今日、身近なところから感染者が出ました)、どんなネガティブな要素でも作品に取りこみ命を吹きこむくらいが小説家としてはちょうどいいのかな、と思います。自分にその技量やセンスがあることを願います。

既にご指摘くださった方もいらっしゃいますが、恋愛の美しくない部分に視点をあてるというのが裏テーマでもあります。『炭酸水と犬』や『アパートたまゆら』とはまた違ったヒロインの受難や人間くさいところを通じて何か感じていただけたら幸いです。
現実の暦にできるだけ忠実に更新したので、クリスマスのエピソードはクリスマスに、元日のエピソードは元日に、とちょっとした縛りの中でやってゆくのもなかなか楽しかったです。

気に入っていただけましたらぜひ、目次の下にある「★で評価する」にて+ボタンを押していただけますと、本当に本当に嬉しいです。
前回のカクヨムコン参加時より競争率が高くなっているようで、皆様の応援がいっそう骨身に沁みております。
ご感想もぜひ、お気軽にお寄せくださいませ! ひっそりお待ちしております。「里瀬にはこの恋人がベストだったのでは…?」みたいなご意見も嬉しいです。

今取り組んでいるお仕事を大切にしたいため、webで長編小説を書く機会は少なくなると思われますが、エッセイ『Novels and me』やショートストーリー集『砂とピアスの降る庭』はこれからもマイペースに更新してゆく予定です。

今後の活動についてはこれまでどおり、この近況ノートやTwitterにてお知らせしてまいりますので、引き続き砂村かいりをよろしくお願いいたします。

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