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沈思黙考

今夜は筋トレもエクササイズもしない。エアロバイクも漕がない。

昨日の今頃は、真っ暗な部屋でえぐえぐ泣いていた。
カフェで無邪気にスイーツをつついたりアイドル歌謡にMIXを打ったりTwitterに流れてくる猫の写真に「いいね」したりするような平和な日々は、もう戻ってこないような気がした。

今日になって気持ちを書きまとめたら少しだけ落ち着いたけど、気づけばまた思考が悲しみの中に沈殿してしまう。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054888187345/episodes/16816700428225552891

何があっても時は進んでゆく。
停滞している場合じゃないという気持ちと、これは必要な停滞だと思う気持ちがある。

夫にそろそろ泣きやんでくれと言われて「まだ咀嚼していないものを飲みこめって言われてる気分!」とぷんすか怒りながら風呂に入ったら、出てくる頃にはキッチンに甘い香りがしていた。
”材料が余っていたから”お菓子を焼いたらしい。

自作タイトルで検索すれば、今日も『アパートたまゆら』『炭酸水と犬』ともに新しい感想が上がっている。
そうだ、わたしも小説家なのだ。どうやら。一応。
どう考えても、仮に今自分が死んだってこれほどの衝撃を読者に与えるほど、わたしは世界に爪痕を残していない。
この悲しみを咀嚼出来たら、またもりもり書いてゆくしかない。

好きなものや好きな人に惜しみなく好きだと言っていきたいし、自分を応援してくれる人たちを大切にしてゆきたい。
後悔したくない。読み手としても、書き手としても。

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