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『力の指輪』と『キャシアン・アンドー』

アマゾンプライムの『ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪』
ディズニープラスの『キャシアン・アンドー』

の2作の配信ドラマをここんとこ追ってます。どちらも期待してた以上におもしろいので毎週楽しみ。

●『力の指輪』金曜配信
 指輪物語が大好きなので、まあ実際今回の映像化がどう転ぶかと公開前は不安の方が大きかったのですが、杞憂でした。
 『指輪物語』より前の時代の話ですが、その辺りはもともと、原作では歴史の大筋が語られるだけですが、この映像化ではオリジナルの登場人物が多数登場しいろいろなドラマを繰り広げます。
 結局それが、大筋の帰結を知っている原作ファンでも次の展開がわからない状態を産み出し、感想をネットで拾ってみると初見勢も原作勢も一様に「次どうなるんだろう」と言ってて、作劇がうまいなあと思いました。
 原作を忠実になぞったところで、ガチファンは粗を見つけて騒ぐだけなんで、ほんとにこれが正解だと思います(特に指輪物語は設定厨みたいなゴリゴリのファンが多い作品なので)。
 個々の人生の輝き、立場や環境によるどうしようもなさ、戦争の傷とかを生々しく描いているのも好感触。もともとトールキン作品は作者の戦争経験による想いもにじみ出てる部分があるので、製作陣の読みが深いと思いました。

●『キャシアン・アンドー』水曜配信
 僕が人生の第一に据える作品、スターウォーズの新作です。スピンオフ映画『ローグ・ワン』のさらにスピンオフという感じ。
 基本的にアクションやドンパチがメインになるスターウォーズですが今作は人間ドラマに焦点が当てられており、それもしっかり描くことに成功してます(いっちゃなんだがもともとスターウォーズにおいてのそういう部分は良くも悪くもノルマ消化程度だったりするので)。
 「職場」「家族」などにありがちなちょっと嫌~な感じとか、普遍的なものが描写されてもいるし、反乱や怒りが少しずつ少しずつ沸騰していく感じとか、上手いですね。展開が遅い、という感想もありますが、目先の視聴者の反応に飛びつかずにじっくりやってくれるのは嬉しいです。
 時代劇と西部劇をミックスした活劇である『マンダロリアン』とは真逆のアプローチですが、勝るとも劣らない作品であると思っています。とはいえまだ途中なので、今後に期待。

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