https://kakuyomu.jp/works/16817139558145948948絶賛連載中？の本作ですが、あらすじやキャッチコピーにもあるように、氷河期世代とカルト宗教・マルチ商法などが題材の一つになっています。
恐らく、多くの方は「お、時代の流れを素早く取り入れたな」と思われることでしょうが……実は、Twitterなどでは度々書いていますが、本作の執筆は例の事件が起こるよりもかなり前に始まっています。
「よーし！ いい感じに形になって来たぞー！」
くらいのところで、あの暗殺事件が起きてしまい、世の中はカルト宗教問題に心を奪われてしまいました。
しかも犯人は氷河期世代に近い年齢。
「このまま、この作品を書き続けてもいいんだろうか？」
と、疑問に思い筆を止めてしまった日もあります。
結果としては、様々な方からのアドバイスを頂き、執筆を続けたからこそ、皆さまにお届けできているのですが。
私も書き上げて良かった、と今は納得しています。
ただ、現実の事件とあまりにも似たような描写については、結構削除してしまいました。
原文は残してありますが、やや予言めいた内容になってしまっているので、今後も公開する予定はありません。偶然の一致って怖いですね。
いや、必然なのかな……？
ということで、世間から忘れられていたはずのカルト宗教問題は、今やすっかり時代の負のトレンドと化しています。
ですが本作は、そういったトレンドに乗ったものではないので、そういうものをお求めの方には響く作品ではないかもしれない、ということを、ここで予めお断りしておきたいと思います。