連載10日め。やっと音楽モノらしい展開になるはずの、5章めです。ちょっとずつ、読んでくださるかたが増えつつあって、うれしい。
『スナーク狩り』はルイス・キャロルのナンセンス詩です。バンド名はいろいろ考えたのだけれど、凝ったものよりは口にだしたときの響きがよかったり、自然だったほうがいいかとパッと思いつくままに『THE SNARKS』としました。スネークスとかストロークスみたいでかっこいい、かもしれません(?)。
スナーク狩りの本については、何年か前に歌人・穂村弘訳、トーベ・ヤンソン挿絵というすてききわまりない絵本が出ていますので、興味がおありのかたはぜひぜひ手に取ってみてください。宮部みゆきの小説にもありますよね。そちらは読んでいませんが。