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いつも創作意欲をそそられるのは、小説を読んだときももちろんそうなのだけれど、いい少女マンガを読んだときです。ジョージ朝倉とか、河内遙（夏草ランデブーの人）とか。
あんなふうな暴力的な恋を描きたいとか、マンガなのに文学的な作品を読みかさねるにつれ、少女マンガみたいな文学がやりたいと強くおもいます。でてくるひとたちに憧れて、その恋を応援したくなるような。ハッピーエンドを望まずにはいられないような。じぶんをなすエネルギー、原動力になるような。
きょうは欲しいマンガをさがしにイオンモールの大きな本屋さんにいったのだけれど、けっきょく取り寄せになってしまった。そのかわり、母の蔵書で大好きだった吉田秋生『ラヴァーズ・キス』の新装版をみつけて、ほくほくして帰ってきました。
はじめて読んだのは小学生の頃で、同性愛という未知の世界を覗いたあの頃のどきどき、今も忘れてません。ままならない恋、でも幸せな恋。登場人物の誰もが、じぶんの好きな人の幸せを祈っている。ひさしぶりに読んだけれど、やっぱ吉田秋生すごい。これの続編『海街ダイアリー』もあつめようかなァ。