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ライトノベルって何だろう?

こんにちは。こんばんは。
白鳥座の司書です。
一月から執筆を始めた「血塗られた白羽は愛を知らない」が無事完結しました。(๑´ω`ノノ゙✧
喜びのあまり顔文字を使ってしまいました。

さてさて、事の初めは一月。
私がとある神様を祀った神社に参拝した時です。
「神様の脳筋美男子と同居してワチャワチャするコメディ」が書きたい。そんな願望が芽生えました。そして、学生時代作ったネタ帳を開いてみれば古典で得た知識を元に作った『カエデ抄』という小説のブロッドが見つかりましてね。

このブロッドを一言でまとめると『カエデという怪異が見える美少女に出会った理系大学生が科学知識を元に怪異と戦う』という謎ストーリーです。

なんじゃこりゃ。この説明だと更に意味不明になってしまうので更に言及すると『怪奇現象を科学で存在を否定して倒す』という全オカルト小説作家に喧嘩を売るような作品でした。

怪異×ミステリーというジャンルは以前からあるのでナシでは無かったと思いますがね。

ですが、今回角川キャラクター小説大賞のカクヨムテーマ賞に応募するに当たって是非とも恋愛要素を取り入れたいということで、結局今回のような形になりました。


さーてさて、早速執筆が終わった今作ですが、やはり締切まで推敲&加筆修正を繰り返さねばなりません。
単純にテストの見直しの様な目的もありますが1番心配なのは「主人公がブレてないか」「描写不足になっていないか」です。

前者の理由としては、特殊すぎるキャラ作りをしてしまったからです。「悪人が善人を目指す」話ならいくらでも前例がありますが、「善人が自身の善性に抗う」話ってあまり無いと思います。だからこそ梓ちゃんを主人公に据えた訳ですが、扱いが難しすぎる。

後者の理由としては、今回一般文芸を執筆するのが初めてだからです。
逆に今まで何を執筆していたのかというと、ファンタジーメインのライトノベルです。
ですから、執筆に当たって最初にぶち当たった壁は一般文芸とライトノベルは何が違うのかという点です。

過去の受賞作品や、類似ジャンルの作品を読んで改めて感じたのですが

〇語彙力、文章力、の格差を感じた
〇疾走感よりは一つ一つの描写が細かいという点でしょうか

基本的にライトノベルを執筆する際は、設定資料集化を防ぐ、地の文をダラダラ伸ばさない、を意識しているのですが、今回求められるのは全くの逆。しっかり説明を入れる余裕があることを喜ぶべきか否か……

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