ある程度は朧げながらあるのですが、これを全48話の物語として組み立てるのが最初の関門です。
まずはトリック、トリック破り、真犯人を決めています。
ただ、ひとつの事件だけでは字数が足りないので、もうひとつ事件を起こさせます。
真犯人は変えずに、対象となるものや状況を変えてみようかと。
第一の事件では完全に迷宮入りするかと思わせて、第二の事件で足がつく。
よくあるパターンですが、これをひとひねりしてみようかと。
第一の事件で捜査線上に浮かびながら、第二の事件の消去法で弾かれる。
でも地井玲香の推理で再び捜査線に浮上させて一気に解決させようかと。
この「警察だけでは詰みそうな事件」こそ、量子コンピュータの出番だと思うんですよ!
ということで、第一の事件は当初の想定どおりで。
第二の事件でいかに捜査線から外せるか。
ここを自然に見せることで、ミステリーとしての骨組みが固まります。
まあ私が書くのは「エンタメミステリー」なんですけどね (^_^;)