公明党が連立を離脱したことから、自由民主党総裁の高市早苗氏がすんなりと内閣総理大臣になれなくなりました。
ただ、完全に閉ざされたわけではなく、公明党の票が国民民主党の玉木雄一郎代表に向かわなければ、たぶん高市早苗氏が一位通過して内閣総理大臣になれるはず。
ただ、公明党が一回目で「斉藤鉄夫」と書かずに「玉木雄一郎」と書いた場合は、玉木雄一郎氏が二位通過して決選投票で自民党以外が「玉木雄一郎」と書いて玉木雄一郎内閣総理大臣が誕生します。
株式相場ですが、高市総理なら「初の女性総理誕生」としてサプライズ相場に発展し、来週の下落ぶんを帳消しにする可能性もあります。
では、玉木総理ならどうなるか。
「自民党以外の政党党首が総理になった」としてサプライズ相場に発展します。
非自民で失望売りが出そうですが、玉木雄一郎氏と国民民主党は減税による積極財政を唱えているので、やはりサプライズが起こる可能性が高いです。
日本維新の会の藤田文武共同代表は、高校無償化と減税などの積極財政派なので、こちらもサプライズに発展する可能性があります。
立憲民主党の野田佳彦代表は、緊縮財政を唱えていて、もし野田佳彦総理になったらかなりの失望売りに発展するでしょう。
公明党の斉藤鉄夫代表は、自公連立を蹴ってまでして総理になったら、かなりの失望売りが出ます。おそらく野田総理よりもひどい相場に発展します。
ということで、高市総理、玉木総理、藤田総理ならサプライズを期待できるわけですね。
あとは一週間以内に合従連衡に成功した党が有利になります。
数だけなら自由民主党が第一党ですが、要は合従して自由民主党を上回ればいいだけなのです。
意外とハードルは低いんですね。
だから、案外本命視されているのは「玉木雄一郎総理」誕生、かもしれませんね。
10月20日21日のどちらかで国会招集が行われ、内閣総理大臣指名選挙になります。
その結果で翌日以降の相場付きが変わってくるわけです。
うまくいけば、トランプ大統領の対中追加関税100%とともに来週の大幅下落相場から一攫千金が狙えるかもしれません。
前回のトランプショックのようなものがもう一度起きる可能性が。
国内外の政治に、来週・再来週の相場の手がかりがあるはずですので、よく分析しましょう!