と、いうのをツイッターで呟いて楽しかったので、まとめまとめ…。
【その1】
『今日からマのつく自由業』(喬林 知 著/ 角川ビーンズ)
いわゆる、まるマシリーズですね。思い返せば、初めて買い揃えたラノベだったかも…。平凡な高校生がトイレから異世界転生する話(誤解を招く表記
コミカルな地の文がたまらん
【その2】
『灼眼のシャナ』(高林弥七郎 著/電撃文庫)
この頃のラノベがすごーく好きで(とあるシリーズしかり…キノの旅しかり…)
ありあまる厨二感、シャナがメロンパンに食らいつく可愛さ、悠二(だったと…思う…主人公の名前…)が、回を追うごとに頼もしく闇落ちしてく感がたまらぬ
【その3】
『伝説の勇者の伝説』(鏡貴也 著/富士見ファンタジア文庫)
これもなー、最後まで終えてないんですけど、本当に展開が厨二でおもろいのよ…!やる気無い主人公ライナと仏頂面だけど激強女剣士フェリスと、ライナを虐めるのに心血注ぐ王様シオンと…。コメディの裏で、どんどんシリアスになるのがすごく上手い。普通に泣く
【その4】
『異邦の影を探し出せ』(結城光流 著/角川ビーンズ文庫)
角川ビーンズから出版されてる、少年陰陽師シリーズ。晴明の孫、昌浩くんが奮闘する平安和風ファンタジー。十二神将は皆好きですが、もっくんのもふもふからの紅蓮のギャップと、六合の寡黙さと勾陣の姉御的かこよさが好き…
貴船神社に聖地巡りもした
【その5】
『十二国記』(小野不由美 著/ ホワイトハート文庫)
言わずと知れた名作。え、ラノベじゃない?え、ラノベだよラノベ(目そらし
十二の国の王様を麒麟が選ぶ世界。どのキャラも本当に好きなんだけど、主人公陽子の成長がしゅごく…たまらんの…どんどんかこよくなっていくの…祥瓊と鈴と組み合わさると最強。
楽俊の、神に祈っても何も解決しない。結局は自分の努力次第だろ、という趣旨の発言は私の人生の指針。
あと、殊晶も好きだし延麒も好きだし延王も好きだしみんな好き。。
【番外編1】
『薔薇のマリア』(十文字青 著/角川スニーカー文庫)
ものすごく長編だし、主人公のマリアが強いわけでもないんだけどね…精神的な成長をものすごく丁寧に描いててね…最後まで読んだ時の、おめでとう…おめでとう…っ…幸せになって…!感がすごいの…是非読んで欲しい…。
マリアを取り巻くキャラも魅力的なんだなぁ…
【番外編2】
『されど罪人は竜と踊る』(浅井ラボ 著/角川スニーカー文庫 )
とんでもねぇ、ダークファンタジー。ハピエン好きな私が、唯一熱中したバッドエンド気味の小説。エログロかなりあるんですが、それ以上に深く考えさせられるこの作品を、学校の朝の読書で読んでいた私は勇者だと思う
この作者の魅力はキャラの会話の面白さなの…知的な面白さなの…普通に爆笑するの…「禁じられた数字」がスゲェ面白かった記憶が鮮明に残ってるの…
(戦闘シーンもカッコいいんですのよ、もちろん)
という感じです。
少年陰陽師で盛り上がりました。楽しかった。
伝勇伝知ってる方はいなかった模様…あれ長いけどおもろいんですよ、おすすめよ…?(チラッ
総括すると、
湊波はどシリアスからのハピエンが大好きな模様。
ファンタジーの中でも、現代の問題に対する答えや意見を感じさせるようなメッセージ性があると、どハマりする模様。
逆に、幸せなだけの物語は、ちょいと苦手な模様…(恐らく、大切なことから目を背けているような気がしてしまうせいと思われる…)
上記のラノベたちに加えて、
幼少期に読み漁った外国ファンタジー(ハリポタはじめ、エラゴン、ネシャンサーガ、はてしない物語、指輪物語etc)
国内作家作ファンタジー(勾玉シリーズ、精霊の守り人シリーズ、孤笛の彼方など)を足して、ええ塩梅で割ると、今の湊波の作風になると思われる(え
…なんというか、アレですね。
やっぱり、読んだものの影響を受けちゃうんですよね。
有名作家さんも、自分が幼少期に読んだ作品を「影響を受けた作品」として挙げられているわけで。
で、今ってweb小説にも手軽に触れられるじゃないですか。
自分の書いている物語を読んだ方が、「こんな話書きてえぞ、オイ…!」みたいな気持ちになって、すげえ物語書いて賞とった時に、「いや実はwebに転がってた、タイトルも忘れた作品の影響受けましてね…」みたいなことを言ってくれたら嬉しいなというか…。
そうやって、文字書きの歴史は紡がれていくんだろうなって思ったら…なんか浪漫感じますね…。
うん…そんな人に、なりたいなあー、なんて思いつつ、明日も移動日なので、寝ようと思います…(のそのそ