和風恋愛ファンタジーを目指して執筆しました、『八咫の巫女は草薙の君に愛でられる』を平成最後の本日、upしております~。
そういえば自分、短編で、現代が舞台で、和風ファンタジーって書いたことなかったっけな…と今更ながら感慨にふけっています。
本作は「令和アンソロジー」に参加作品ですが…これまで参加してた匿名コンと違って、作者の名前が明かされるので、
ならいっそ、湊波の書く長編ファンタジーを味見できるような仕様にしようかな…と思ったのが三日前(ぇ
【どの辺が湊波っぽいのか】
・八咫、草薙など、のっけから厨二用語の乱舞
・妖魔と戦う巫女さんとお坊さんという少年漫画的バトル要素
・きっとこいつら恋愛するんだろ、知ってる知ってる早く恋しろよ……ッ!と叫びたくなるヒロインとヒーロー(ところが恋愛展開はきっとじれったい
……まぁざっと書き出すとこんな感じですよ。
『世界で一番あなたがきらい』を読まれた方なら、お分かりかと思います…まんまです。まんま(何が
でもこういう話が好きなんじゃ…!
書きたいし読みたいんじゃ…!え?皆好きじゃない?え、え、え……私だけ……???私は好きですよ!!!!!ください!!!!!(必死の主張
少しばかり真面目な話をすると、これまでの短編は「構成の練習」とか「前振りの練習」とか、習作の色合いが強かったのです。
あと、現代ものが多くてですね…短編読んでから長編を読む方がいらっしゃたりすると(いないかもしれないという可能性は脇に置いておく)、「んんん? なんか雰囲気違くね?????」となりえた訳なのです…。
それを解決する、画期的な発明が「八咫の巫女は草薙の君に愛でられる」ですね!厨二タイトル!ひゃっふう!
【(そうはいっても真面目に考えたので)今回書くに当たって、若干気をつけたこと】
・三幕構成を意識。王道ストレートでストライク狙い(あ、私のストライクゾーンの話です
・キャラの濃さを当社比で重視(当社比ですよ、あくまでも。あくまでも)
・いっそタイトルも流行りの長文にし、やや難しめの漢字を織り交ぜてみた(湊波リサーチだと、やや難しい漢字含むタイトルが胸キュン要素な模様)
・連載予定はないものの、「もしこれが長編ならば……その前日譚っぽい雰囲気に……」と、先を想像させるワードを幾つか込めてみた。
・せっかくだし、令和慶祝カラーも入れ込んだ(桜、梅、菫)
・「良い時代になりますように」だけじゃなくて、「良い時代を自分たちで作りたいな」という気持ちも、そこはかとなく入ってます
と、言うわけで、ですね。
湊波の展開する少年漫画風恋愛ファンタジーとはいかなるものなのか…を体感されたい方は、是非、本短編に足を運んでみては…いかがでしょうか…。
一話完結、すっきり(?)終わりますよ~。
『八咫の巫女は草薙の君に愛でられる』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889398535 そしてあわよくば……もし短編をお読みになって「こういう少年漫画風ファンタジー好きなんじゃ…!」という方は、是非にこちらも…(露骨な宣伝
『世界で一番あなたがきらい』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887171135 そしてそして、本短編は『改元記念!#令和短編アンソロジー』にも参加しております。
令和記念に、是非ヨムヨムされたり、アンソロジーに参加してカクカクされてみたはいかがでしょうか…?
『改元記念!#令和短編アンソロジー』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889260859 ……こほん。
それでは、ここから私の萌を延々と語っていこうと思いまーす(ぇ
こういうのは語らぬ方が花という意見もあるでしょう…うんうん…(頷き
…でも語るぞ俺は萌を垂れ流すぞ…(あれ
注意
ここから、重要なことは一切おこりません。
ただの萌の垂れ流しです。
というわけで、後夜祭はじまりますよ~(一人酒瓶掲げながら
【萌ポイントその1:多属性すぎ菫道さん萌】
菫道と書いて、キンドウと読む。本作のヒーローの設定は以下の塩梅。
・フリーランスの僧侶さん
・趣味で陰陽師かじってる
・のみならず、知識欲が講じて、古今東西あらゆる呪術に精通している(しかもそれをある程度は使えてしまう)というチート感(←ここ大事
・そんな無節操なことをしていたものだから、「草薙の呪い(術を使う度に寿命が削れる呪い)(術の威力も制限される)」を受けてしまう。
・彼の腕に書かれた紋様は「草薙の呪い」に依るもの。
・色々な地域を旅しすぎて、方言が多国籍(そしてそれが彼の胡散臭さを助長する)
・彼がメインで使う術は植物を媒介した術。作中で菫と梅の花を欲していたのは、そういうことでした。
・おじさん呼ばわりされてますが、三十路手前ですよ(……あれ、でも三十路手前の男が女子高生に手を出すて…犯罪…?
・桜花の祖父とは、菫道がやんちゃしてた頃からの知り合い。菫道が草薙の呪い受けた時に、真っ先に助けに来てくれたのが、桜花のおじいちゃんでした。
……とまぁ、こんな感じです。楽しい。辛い(顔覆い
この、チート級の能力というのが…そそるのです…いいですか…本気だすとめちゃ強いんですよ菫道さん…なのに制限を受けているわけです…。そして、彼は己の寿命を削りながら桜花ちゃんを助けてるわけなのです…いやだ素敵やん…。
恐らく彼は、桜花が傷つけられると、ブチ切れるタイプ。その挙げ句に標準語になるタイプ。
のんびりおっとりした喋り方なせいか、年上女性ウケするタイプ(可愛がりたい系男子らしい)。本人もこれを把握してて、女性とお近づきになったりするわけですね(そして桜花ちゃんが嫉妬するわけですね…)
【萌ポイントその2:桜花ちゃんのポテンシャル萌】
桜花ちゃん…今回は字数の都合で、ちゃんと描写できなかった…ごめんね…でも、ポテンシャル高いのよ貴女も…。
・両親を事故で亡くしたため、祖父に引き取られる
・その祖父も今年の1月に突然他界。神社を引き継ぐことになる。
・桜花の家系は「八咫(やた)」を冠する家系で、見鬼と祓魔の能力が特に高い。
・祖父の十三は当代きっての術士であった。このため、常に周囲から比較されて育った桜花は常に劣等感を抱いている。
・口は悪いが努力家で負けず嫌い。今回の『時代わり』の儀式についても、十三の残した手記や、神社に残っていた書物を紐解いて、完璧に準備していた。
・おじいちゃんっ子。
・菫道は胡散臭すぎて嫌い(ツンが二割増しで発動)(でも菫道が女の人と仲良くしてるのを見るのはもっと嫌い)
・女子高生の彼女から見れば、菫道はおじさんです、おじさん。
・短編の段階では、まだ真の力に目覚めていない。彼女の力の真骨頂は、「八咫」の家系の中でも数百年に一度現れる、「八咫の鏡」に由来する力。
すなわち、「異常なまでに高い見鬼の才」「嘘偽りを見抜く力」「他者の呪いや傷を写し取り、他者を癒やす力(写し取る、という言葉の通り、桜花自身が呪いや傷を受けることになる)」
・……この辺の力はきっと、菫道さんとの絆レベルが高まると解放されるんじゃないかな…(ぇ
黒髪で巫女服の女子高生がー……ええやんかー……(おっさんのようなことを言い出す
桜花ちゃんの能力は、自己犠牲タイプです。それゆえに菫道さんに心配されるのです(頷き)。でも桜花ちゃんは真面目だから、皆を助けたいって言い出して菫道さんと喧嘩するわけです(深く頷き)
(どこかで見た展開とかは言っては駄目)
(これが作者の萌なのです)
【ちなみに、今回の短編で儀式が失敗しかけた理由】
桜花ちゃんの名誉のために言っておきますが、彼女の準備は万全でした。
ところが菫道さんが指摘したとおり、桜花は自分の力に自信がなかった……この己の力に対する不信感を、妖魔は敏感に察知して暴れたという次第です。
ちなみに、桜花は『時代わり』の儀式を簡単と称していますが…実際はそんなことはなく…。
彼女の神社に封じられていた妖魔は高位の妖魔でした。それを封じることの出
来ていた桜花祖父の能力の高さ、片手で止めてみせた菫道さんの能力の高さ、そしてちゃんと妖魔を封じることのできた桜花ちゃんのポテンシャルの高さ…この三種の神器が個人的に胸熱だった…(本編で全く書いていない点で萌えるという、すっとぼけ作者
……っはぁー……満足……。
というか、ここまで書いたところでカクヨムwikiに載せられそうな情報量であることに気付いたのは内緒です(ぇ
てなわけで(?)、このような感じで平成を過ごし、令和の時代もこのようなノリのお話を書いていくことになろうかと思います。はい。。
新しい時代になりましても、引き続き仲良くして頂けますと…ありがたいです…。