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スピード感をとるか、整合性をとるか…

こんばんは、湊波です。
いつも応援、コメント、ありがとうございます。

本日夕方頃に、『世界で一番あなたがきらい』の最新話を更新できるかと思います。シリアス続きな上に、どんどん物語が動いていきますが、もう少しばかりお付き合い頂ければ幸いです。

表題の件は、物語の構成について…。
終盤ということもあって、色々伏線を回収してるのですが、なかなか上手に描写することが難しい。
整合性を重視するならば、主人公格の二人以外のシーンを増やさなければならないのですが、そうすると読者として楽しいんだろうか…と思ったりもして。
なにより、ここ最近はスピード感を重視したいと考えておりまして…。
ただそうなると、今度は話が二転三転して、読者を混乱させてしまう…リスクも…ううむ…。

悩んだ末、結局スピード感を選択したのですが。。
己の力量不足が恨めしいです…。

それと併せて、難しいなぁと感じている問題が、敵役をいかに敵役っぽくみせるのか、という問題です。
思うに、本物の敵役って(特に頭がいい奴ほど)、自分が手を汚した証拠を残さないと思うんですよね…。嘘とかも平気でつきそうだし。
でもそうなると、読者が、こいつ何してんの?なんでこんな支離滅裂なこと言ってんの?と混乱してしまう訳で…。

勿論、最後にはちゃんと真実が語られる回を設けてるんですが。そこに至るまでの読者のフラストレーションを、どう上手く回避するか…。

…という、愚痴にも似た悩みでした(苦笑
もしも解決策をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひアドバイスください(笑

5件のコメント

  • 雪菜様、私の悩みに付き合って頂きありがとうございます…!

    やはり、この手の悩みは書き手の皆さんが経験されるところなんですね…少しほっとしました(苦笑

    シーンを増やすことがキャラの掘り下げにつながる、というのは新しい観点でした。でも言われてみれば、そうですよね。数話を使って掘り下げられた方が、確かに読者の方も感情移入できるでしょうし…。

    作中のフラストレーションにつきましても、助言ありがとうございます。どうにも自分で書いているとネガティブな方向に考えが行きがちなので(苦笑
    冒頭でこの手法を使うのはリスクであるが、終盤ならば手法としてはアリ…という言葉、非常に納得感がありました。

    言葉にする、というのは大切ですね。今までは特に意識していなかったのですが…雪菜様に改めて指摘して頂いたおかげで、「冒頭はフラストレーション少なめで読者を引き込む→終盤でフラストレーション→からの、問題解決で爽快感」という一連の流れが、自分の中で一つの手法として収まった感じがあります。
    次回以降の執筆の時にも、この流れを意識して書いていくと良いのかも…と、ちょっとわくわくしております(笑

    そして最後の、書きたいものを書くのが大事、という言葉。胸に刺さりました(笑
    web小説という性質上、評価が気になりがちなんですが…そもそも、自分が書きたくて始めた小説ですものね。
    自分が世界中の誰よりも、自分の小説を愛してあげないといけないのでしょうね…と、そろそろ照れくさくなってきました(苦笑

    ともあれ、ご自身の執筆もお忙しい中(そして夜も遅くに)、相談にのって頂きありがとうございました…!
  • お疲れ様です、琴張 海です。

    いつものように色々見ながら通り過ぎるつもりでしたが、気になってしまってポチッと押してしまいました。

    まあ、とは言っても自分もどちらかと言うと雪菜さんと同じ意見でして。
    私個人としては整合性を取りますが、一番大事なのはその小説がどういう小説なのかによるでしょう。

    作品全体の雰囲気が整合性を求めるのなら、整合性を取るべきでしょうし、
    整合性よりも軽々しく読める作品を目指すなら、スピードを取るべきだと思います。

    作品と相談してください。
    それが、恐らく一番の近道です。
  • こんばんわ。

    陰謀を書くのは難しいですね。
    目的があって暗躍してても、誰にも気づかれなければ陰謀とすらわからないですからね。
    自分は陰謀が少しずつわかっていくようにしているつもりですけど、つもりなのでうまくいっているかはわかりません……。

    ミステリで完全犯罪はだいたいなんかミスがあるので、そういうものなのかもしれません。
    完全犯罪を思いつく頭脳でも、完璧な人間は居ないんだと思います。

    最終局面になると、なんかしんどくなりますね。
    一つの区切りとなるところへ持っていかなければならないのがこれほど難しいのかと思い知りました。

    まだ序盤しか読めてませんが、苦労したところはきっと伝わるものじゃないかなぁと思いますよ。
  • スピード感と整合性……。
    こ、これは悩むお題ですね……。というか、まさしく今、私自身が悩んでおります(><)

    湊波様もお読みくださっている「呪われた龍にくちづけを」。
    あの話の場合、明珠と英翔の視点からだけだと、絶対に「???」と陰謀部分でつまずいてしまうので、絶対に幕間として、他の人の視点が必要なんですよね……(><)

    今もまた、第二幕のクライマックスに向けて、これでもか! と幕間を入れる羽目になっております……(><)
    でも、主人公達のいない、しかもおじさん達がおしゃべりしているような幕間って、読者様が読んで楽しいのかな、と……(;´∀`)

    上手いやり方があったら、私も知りたいです!(><)
  • 皆さま、暖かい言葉ありがとうございますー。
    貴重なご意見、参考になります…!

    琴張様
    「その小説がどういう小説なのか」というご意見はもっともだと思います。
    小説って、ジャンルによっても作法が違いますものね…戦記物には戦記物の、ラノベにはラノベの流儀がありますし。
    その意味でも、自分の気持ちを強く持って、自分が書きたいものを書く、というスタンスは重要なのでしょうね(批判を受け入れないという訳ではなく、駄目なところは直しつつも、譲れない部分だけは強く持つというか)。

    小万坂様
    完璧な人間はいないという言葉、すごく刺さりました(笑
    たしかにその通りですね。だからこそ、人間を描いた小説は面白いのでしょうし…。
    ラストに向かうしんどさ…私も痛感しております(苦笑
    書きたいシーンばかりなのに、それをどう上手くまとめていくか…小説を書く上で一番面白い部分でもあり、作者の力量が試される試練でもあるなぁ、と。
    でもこれって、書き手の人しか味わえない楽しい苦労なのかもしれませんよね(決して我々がMな人間だとかいう話はなくて苦笑)
    お互い、頑張って参りましょう…!

    綾束様
    綾束様も同じ悩みを抱えていらっしゃいましたか…!
    「呪われた龍にくちづけを」はまだ第一部の途中までしか読めておりませんが、あのバランス感であれば、幕間で別視点が入っても違和感ないと思いますよ…!普段のエピソードが明るく進むだけに、暗みのある部分が良いスパイスになりますし。なにより、短くまとまりつつも分かりやすいです。

    一方で、仰る通り……幕間のようなシーンが何話か連続し始めるとなると…悩みますよね…。
    私の場合は、特に後半を主人公視点でどんどん盛り上げていきたいと考えておりまして。そうなると、別視点が入る話ってある意味盛り上がりに水をさすんじゃあなかろうか、とか悩んだりもして…。で、表題に至る、という訳ですね(苦笑

    ただ、雪菜様、琴張様の仰る通り、最終的には自分の書きたいように書くというのが大事なのでしょうね。まずはこの言葉を信じて、私も自作品の執筆をつづけてみようと思います…!
    その過程で、もしかしたらこうしたらいいのかも、という答えが見つかりましたら、また近況ノートにでも書かせて頂きますね。
    (もちろん、綾束様の方でも何か答えが見つかりましたら、是非ご意見おきかせください~)
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