3月31日。きょうで締め切りの公募があります。
しばらく公募に出すことを休んでましたが、つぎの締め切り、つまり一年後の締め切りまでに一作書き上げて出してみたい気持ちがきょうの早朝、ふいに起こってきました。夜勤の勤務中のことでした。
夕方、起きた後に考えてました。もともと書きたい題材はこれだなというアタリだけはついてました。作品の構造的なもの。未来を現在軸にして、いまの社会状況も含みこんで、今後の社会がどんな構造になる可能性があるかをシミュレートする形の未来小説が、自分にも書き甲斐がありそうです。
自分がこれから二十年後・三十年後、もしまだ生きていたとしたらそのとき日本社会はどうなっているんだろう。でも小説なので一個人の限られた視点からしか書くことができません。
とにかくちゃんとプロットを立てて、ある程度舞台も作りこんで、限度枚数あたりまで書けるような体制を作りたいと考えます。
毎年公募に応募されてる方には敵わないかもですけど、自分は書きたいものがでてきたときにこそ、書きたいと思う方で、平気で何年も休んでしまうところがあります。
なんとしても正賞を獲りたいというのではなく、書いたものが採用されるに足るものだったら採ってもらえればうれしい。その先があると言ってもらえるならもっと嬉しい。でもそこまで期待はしないでいるというところです。
自分の書けるものを書く場合には、それを書けるのは自分しかいないから、どう考えても他者と比べる必要もないし、誰が優れていて誰が劣っているという序列をつける必要もない。ただ売れるか売れないか、読まれるか読まれないか、価値が認められるかどうか、が重要だから、それと自分の書き物についての特性はわけて考えておくと気分も落ち着けていられるかなと思っています。
一年といっても、公募用に書く作品、書き上げてからも二十回、三十回、推敲するので、せめて夏の終わりくらいには第一稿を書きあげることを目標にします。
明日になると4月1日でエイプリルフールなので、きょうの内に新年度の目標を宣言することにしました。