新作「電子の海の共同遺書」投稿しました。
匿名掲示板のはなし。1500字ほどなので3分あれば読めます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890981731/episodes/1177354054891707207
さらに、掌編集のタイトルを『夕紅とレモン味』から『遍在するこの人』に変えました。もともとのタイトルは自主企画に参加するための縛りだったので。
新しいのも10分くらいで考えたので、もしかしたらまた変わるかもしれません。むしろ毎回変えてみようか。
ああそうだ、近頃は短歌も嗜んでいるので、そのうちカクヨムへも投稿するかもしれません。(とても近況ノートらしい話)
あと最後に、面白くない余談ですが。
細々と好きにやっているだけで、特に目立っていないし目立とうともしていないこんなアカウントでさえ、「お前のその表現は良くない!」みたいなコメントが付くことがたまにあります。
でも創作って、よく言われる話ですが防衛的になって出来るものじゃないと考えています。
それに、ジャンルを問わずに創作作品の重要な効用として、その作品の世界の中では社会的な束縛から自由になれて、間違ったことを考えたりもする生身の人間を生きられるというものがあると思っています。これは非常に大事です。これが出来なくなると人は窒息します。
パンクロックやヘヴィメタル、HIPHOPなどをイメージすると少しわかりやすくなるかもしれません。みんな思い切り叫べ!
小説というフィクションの中でまで、道徳的であることを重視するつもりはないです。
どこかの現実の土地を不法占拠したり拡声器などを用いて演説しているわけではなく、法律や規約などに抵触しているわけでももちろんなく、自分のアカウント内でやっていて、各個人は読む・読まないを自由に選べるわけでもありますし。
本作は匿名掲示板の話なのですが、ただ作者としてはこの小説において、匿名掲示板やその文化を批判する意図と称賛する意図のどちらも込めていないという旨をここに記しておきます。
もちろん読み手の側にはそれぞれの解釈があり、それぞれの生きてきた人生の中での欲望や心の傷があるとは思いますし、それを否定するつもりでもないですけどね。
まったりと大らかにやりたいな~。それじゃあまた。良かったら過去作の小説や自己紹介を兼ねたエッセイも読んでね!