想像している景色や登場人物を自分がどれだけ描けているのか、そう思って読み返してみると本当にまだまだだと思い知ります。
そっと差し込まれた一文で人物の特徴を表している作品を見た時には、自分の作品に対して感じていたほんの少しの良ささえも消え失せて行くような気がします。とは言え、個性や実力に悩むのなら、まずはしっかりとした文章を書けるようにならなければなりません。
発想は良いはずだと思い込んでみても、その発想を表現する力が足りていないのです。描きたいものは既に決まっているのに、その通りには書けていないのです。
何とか形にしようと書いていますが、上手に伝えられている自信はまだありません。それでも書くのは、やはり楽しいからなのだと思います。文章に長く悩むのも物語の構成を考えるのも好きなのだと思います。
読み、学び、書き続けること。焦ってみても、そうすることでしか成長は出来ないでしょう。私は作品を投稿する場を得ただけの素人であって他の何者でもありません。より読まれる為にはより良いものを書く他に無いのです。
以前より少しでも良いものを書けるように、これからも頑張ろうと思っています。
私の作品を読んで下さった方、応援や応援コメント、レビューや紹介文を書いて下さった方、読者の皆様に感謝します。