吉祥 昊

仕事に疲れた俺がふらっと入った小料理屋では、美人の女将が出迎えてくれた。 聞き上手の女将と美味い酒に料理に癒されます。

バレンタインデーに、甘くはできないチョコレート。

百人一首にイメージをもらって、実験的に短い文章を書いていきます。 ※2022/1/23 章の題名に主人公の役どころを追加 章と章のリンクも楽しんでもらえたら嬉しいです

各駅停車と共に流れる、ある2人の時間。 普段、気にもとめず過ぎていく時間の中で、大事な何かを見出そうとする。 そんなお話。

亜弥(あや)と千鶴(ちづる)は２００８年、東京の新宿高層ビルで出会った。 性格、趣味など気の合う二人は、瞬く間に仲良くなり、一生の親友を手に入れたと思っていた。 しかし、二人…

ある日の帰り道。近所のスーパーに立ち寄ると、同じ高校のクラスメイトである涼宮が、バレンタイン用のチョコレートを大量に買っているのを見かけた。 「余りそうならさ、俺にも少しわけて…

「ありがとう」 そう言って僕がチョコレートを受け取ろうとすると、君は言った。 「義理チョコだから」 えっ、

クリスマスに訪れたアンティークショップ。店の庭で売られていたグリューワインは、アルコール入りと入っていないものの二種類がある。未成年の私は、当然アルコールなしのものをいただくけれ…

片思いしている幼馴染みの『雅人』に振り向いてもらうため、冴えないオタク女子を卒業し高校デビューしようと決めた『沙羅』。しかし同じく冴えなかった雅人もまた凄まじい高校デビューを飾り…

脳の回路が焼き切れる寸前、アンドロイドのジルは『彼』との想い出を日誌のようにまとめることにした。――彼女が紡ぐのは、どこかズレていておかしな恋の日々。「好き」を学んだり「デート」…

大学生の船戸絵奈は、ひとが作ってくれたものを食べることができない。 それは中学生の日の出来事に起因する。 彼女を襲った恐怖とは……。 「5分で読書」短編小説コンテスト応募作です…

この話を聞いたり、口にした人はいつか必ず肩を三回叩かれるって噂だ。通学路でずっと道草してたり、一人で遅く帰ったりする時は……肩を叩かれる覚悟をしておけ。奴から逃げる方法はないらし…

幼馴染の真奈には昔から中々素直に慣れず、高校生になってもつっけんどんな態度をとってしまう。 でもある時真奈が病に倒れ、その時初めて自分の気持ちに気づいてしまった。 どんどん弱りや…

二段ベッドの話を書きたくなったので書いてみました。