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『錦夏交流録』 アメリちゃんについて

 お題「肯定」にまつわる九話目。夏と言っているのに常秋晩秋な愁灯庵での場面も多く、詐欺じゃねーのかと疑わしさが浮上している今日この頃ですが、今回の話に登場しましたアメリちゃんもまた設定画があるので、紹介させていただこうかなと思います。

アメリちゃんのデザイン▼
https://twitter.com/84mo_2kau3/status/1678011690632499200?t=vPfRhvp6OYPSFLBCcWXOdg&s=19

 アメリちゃんことアメトリンちゃんは、最初は全く設定を考えておらず、何も考えないまま(なんかデカい上着着てて特殊な光輪頭にあってほしいとか、💫の絵文字を意識とかはしてましたが)に落描きした女の子でした。そこへさらに、ショートパンツはいててほしいとか太腿にベルト付けててほしいとかハイカットスニーカー履いててほしいとか色々付け足し、上記リンクに載っている形となった次第です。
 それでもまだ、何か物語を設定していたわけでは無かったのですが、紫といえば自分の誕生石のアメジストという連想から、つい設定が生まれてしまい、作者絡みの概念が元な看板組、愁灯庵キャラの一員となっておりました。

 アメトリンは一つの結晶の中に、アメジストとシトリン二つの結晶が生成されており(アメジストを加熱するとシトリンになるのだとか)、黄昏時の空のような紫と黄色を併せ持った宝石です。夕暮れが印象的な秋という季節は、アメリちゃんにも合っていたのかもしれません。まあキャラ作りの決定打となった「私の誕生石アメジストだな……」という直感を思うと、季節違いなんですけどね……。

 今までの話とは打って変わり、アメリちゃんの背景はかなりファンタジーが強めになっていますが、これは愁灯庵がそういった世界とも繋がれるという設定ゆえです。愁灯庵およびニシキさんという存在は、自創作の世界を跨ぎ繋げるという、自前クロスオーバーの基盤としても作っていたので、現代からかけ離れた異世界ともやり取りができる……そんな設定になっています。
 本当、現代ファンタジーを銘打っておきながら、そして夏とタイトルに打っておきながら、異世界だの晩秋だの言ってるので詐欺にも程がある。そんな迷走作品でも、多くの方が追いかけてくださっていて、毎日感謝が止まりません。改めてありがとうございます。今後とも、見守っていただければ幸いです!

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