• 現代ドラマ
  • 詩・童話・その他

(重要9-2) 9回目の感想を紹介します(現代ドラマ編)

 こんばんは、月影 夏樹です。今回は2作品のみと少ないですが、続けて紹介していきたいと思います。

作品名……嘘に沈む真実、嘘で得られる現実
作者名……本陣 忠人さま

             1. 作品概要
 相手の嘘を見抜ける少年 斑目 司と「深窓の氷像」のあだ名を持つ少女、
神無月 紫織の青春をテーマにした作品です。

             2. 良かった点
(1) 人には言えない秘密を抱えている司と紫織の心情や様子を、上手に表現出来ていたと思います。
(2) どこか生活感を感じさせる司に対して、非常に好感が持てました。
(3) 司を陰から支える二宮夫妻のキャラ(個性)が、良い意味で面白かったです。

             3. 気になった点
(1) 非常に細かいことですが、もう少し読点(、)を使用しても良いかなと思いました。文中に読点(、)を使っていない所が、いくつか見られました。

4. 総合評価
 普通の少年・少女という設定ではなく、どこか陰がある司と紫織を主人公としたことで、非常にリアリティーがあり面白かったです。そして司と紫織の考え方や生き方が少しずつ変わっていくシーンも、とても感動しました。
 最初に『嘘に沈む真実、嘘で得られる現実』というタイトルを見た時、何らかの理由で嘘をつき続けるような内容かと思いました。しかし作品を読んでいくと、心に傷や悩みを抱えた少年・少女の成長の物語と知り、タイトルの意味の深さに改めて驚きました。

 説明が少し長くなってしまいましたが、今作にレビュー・☆・フォローをさせていただきました。後ほど、ご確認ください。

2件のコメント

  • お邪魔致します、本陣忠人と申します。

    この度は拙作たる「嘘に沈む真実、嘘で得られる現実」に素敵なレビューと共に改善点を指摘頂き、本当にありがとうございます!

    タイトルについては私個人としてもかなり想いを込めたつもりなので、月影様に少しでも考察して頂けたのならば大変嬉しく思います。

    ご指摘の読点については個人的に盲点であり、目からウロコが雪崩のように落ちてくる貴重なご意見です。本当に感謝しかありません。

    月影様の作品にもいずれお邪魔させて頂こうと思いますので、今後共どうか宜しくお願い致します。

    それでは、失礼します。
  •  本陣 忠人さま

     こんばんは、月影 夏樹です。この度は自主企画参加、丁寧な応援コメントありがとうございます。

     『嘘に沈む真実、嘘で得られる現実』を読み終えた時に改めてタイトルの深さを知り、本陣さまの言葉のセンスはすごいなぁと思いました。ぜひ私も見習わせていただきたい、と思っております。
     そして「目からウロコが雪崩のように落ちてくる貴重なご意見」という評価をいただき、私自身もこの自主企画を主催して良かったと、心から思っています。

     また私の作品『命の天秤』に興味を持っていただき、ありがとうございます。お時間のある時でよろしいので、読んでいただければ幸いです。

     今後ともご一緒する機会がございましたら、その時はよろしくお願い致します。
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する