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(重要2-1) 2回目の感想を紹介します(ミステリー編)

 こんばんは、月影 夏樹です。寒い日が多くなり、お鍋が美味しくなる季節となりました。

 前回の作品紹介から数日が経ち、第2回目の感想を紹介します。

 作品名「殺人観察」
 作者名 三八式物書機さま

              1.作品概要
 ミステリー好きな少女 白田 由真が通う学校で、同級生が殺害されるという事件が発生する、学園推理(ミステリー)小説。

              2.良かった点
(1) 推理小説らしく、遺体の状態や殺害方法などが細かく紹介されていました。
(2) スマホやSNSなどを屈指して話が進むので、比較的簡単に雰囲気をイメージすることが出来ました。

              3.気になった点
(1) 若干、主人公の白田 由真のキャラクター設定に無理があるように思えました。(作中ではただのミステリー好きな少女なのに、適切かつ冷静に被害者の応急処置が出来る点が腑に落ちません。ただこの内容については、両親の勤務先が病院、もしくは数週間~1ヶ月ほど前に、授業の一環として応急処置を学んだ、などの記載があれば解決するかと思います)
(2) 登場人物の名前が似ていて、所々で頭が混乱してしまいました。(例……主人公の名前(由真)と第1被害者の名前(由美)が似ており。特に第1話の中盤から後半の所で、『由真は由美の表情から……』はとても紛らわしいです。さらに第9話に登場する容疑者リストの中にも、(佐伯 由美)という名前の少女がいました。
 確かに登場人物の名前を考えるのは難しい作業ですが、この点については、早急に改善した方が良いと思います。
(3) ルビ(読み仮名)を付けて欲しいと思った所が、多々あります。特に第5話から登場する、転校生の苗字の読み方が分からなかったです。作中の刑事も「変わった苗字」だと言っているため、ルビ(読み仮名)についても加えた方が良いと思います。
(4) これは細かい指摘となりますが、転校生の遠縁坂 正樹という少年だけ、名前ではなく苗字表記でした。主人公の由真や彼女の同級生などは、全員名前表記なので、呼び方についても統一した方が良いです。なお〇〇先生や〇〇教授などの役職がついていれば、苗字表記でも問題ないと思います。

              4.総合評価
 学園推理(ミステリー)小説というジャンルは私も好きなのですが、ちょっと気になった点が多かったです。また連載中の作品ということなので、今後に期待ということで、総合評価とさせていただきます。

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