第9話の特徴として、秋人たちと桜子たちが舞台の音鳴山で別行動を取ることです。そこで彼らは今後の調査方針をそれぞれ決め、2つの視点から話が進みます。
秋人が活躍する話では、主に音鳴山の奥地で発見した屋敷で発生した怪奇現象について書かれています。ホラー作品らしく、不気味な演出をしています。
そして桜子たちが活躍するパートでは、1 瑠璃が残したメモ(詩)の翻訳 2 美月と愛が語る、赤葉町に伝わる噂話、についてとなります。。桜子たちの視点では、屋敷の恐怖よりも赤葉町に伝わる怪談話について語られます。
また【秋人編】では桜子たちに対する謝罪、【桜子編】では秋人に対する後悔、といった人間心理についても書かれていることも特徴です。人間の内面についても、2つの視点から表現しています。