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最新話アップしましたー! (エリトニー興亡記)

 みなさま。金曜日の夕方いかがお過ごしでしょうか。今日は東京に台風が襲来しましたが、あんまり大したことなく済みました。一番ひどい時でも、折り畳み傘で対応可能でしたね。夕方5時現在はやんでいます。

 先ほど、エリトニー興亡記の「第11章 政治的駆け引き 第1話 諜報戦」 
https://kakuyomu.jp/works/16818622173590912933/episodes/16818792439454999987

「第2話 外交戦略会議」
https://kakuyomu.jp/works/16818622173590912933/episodes/16818792439526312150

「第3話 ステラの涙」をアップ致しました。
https://kakuyomu.jp/works/16818622173590912933/episodes/16818792439930226078

 いやー、今回はそれぞれボリュームもあり、けっこう書きでがありました。個人的には、第3話の「ステラの涙」がお気に入りですね。オマケ的な作品ですが、実は、第11章は、このあとオマケがつくので、ボリュームのある「ステラの涙」は本編の第3話に致しました。
 
 実は、先々週、第10章をアップしたあとに、恋愛短編を書いていたんです。美貌の女弁護士が、結婚式二次会のパーティー会場から年下のイケメン弁護士をさらって、180SX(スポーツカーです)で箱根スカイラインを疾走するという、「ドリフトクイーンの逃亡劇」ってのを書いたんですが、これがつまんないのなんのってw 「とても人様にお見せできない。。」って、泣く泣くボツにしました。そういうわけで、立ち直りに時間がかかり、ずいぶん間が空いてしまいました。お待ちになられていた読者様がおられたらすんません。女弁護士小説が悪いんですw

 さて、このあとは打ち合わせが一件入って、そのあとは飲み会ですー。
 資料読み込まなきゃ。

 それじゃまた!

12件のコメント

  • なんでそんな無茶な設定をw
    新郎が攫われて新婦がハチロクで追いかけてくるならオモロくなるかもしれませんね
  •  サバミソニイさん。その設定、面白そうですね! カーチェイス。
     EPOの「うわさになりたい」みたいに、オシャレな短編で仕上げようとしたから失敗したんであって、思い切ってお笑いに振ったらいい仕上がりになったかも知れません。未練がましく原稿とってあるから、ちょっと考えてみます!
  • 電車とか車とか、乗り物好きですよね笑

    設定は面白いと思いますけどね!
    足りないのは多分、飲酒です笑

    泥酔ドリフト、キメて行きましょう笑
  • いいじゃん、面白いかどうかは読者が決める事。
    アップしてみたらいいのに。
  • こん~ (おは~)

    「つまんないのなんの」に一票w

    自分もそれでお蔵入りさせた駄文がいくつもあります。まあサルベージも考えないことはないですけどねぇ……
  •  おお、なくのさん。そういや乗り物結構書いてますね。
     場面展開がしやすいからですかね。移動とか、あるいは別れとか。
     
     そうか、今日ハイボールで泥酔して、読み返してみるかw
  •  フヅキさん、文鳥さん、おはようございます。
     そうですねー、あとでこわごわ見に行ってみます。
     
     だけど、一度ボツにした作品は、「花火の残光~」がそうですけど、手直しして「これなら」ってアップしても、やっぱり微妙に読者さまの反応が鈍いんですよね。。実際、そのあとにアップした「つづら折り」の方が評判いいですし。たった1000字なのにね。

     自分がダメと思ったものは、人もやっぱりダメなんだ、という感覚は割と大事なんじゃないかな、と思っています。往々にして、逆のことも起こるからおもしろいんですけどねw

     それではまた! 
  • 匠さん、このたびはお騒がせしました。

    せっかくコメントいただいたのに申し訳ございませんでした。

    以後気を付けます。
  •  え? 何々? 全然覚えてない。別に違和感なかったけどなー。
     まあ、「うん、加奈さんらしい」って思った覚えがあるけどw

     でも、人に与える印象を、きちんと気にするのは大事なことだと思いますよ。特に活字だと、ニュアンスがなかなか伝わらないし。
     そのへんは、気をつけすぎるくらい気を付けて、ちょうどいいくらかも知れませんね。
     

  •  お、モネさん。コメントありがとうございます。さっき読んでみたら、そんなひどい出来でもなかったですw だけど、ヤケになって後半を消してしまったようなので、もう一度書くのは、ちょっと厳しいかも知れません。
     残っていた第1話を張り付けておきますよ。別に読まなくてもいいですw 張り付けることで成仏してくれるかな?


    「山の上ホテル芦ノ湖」のチャペルで、友達の小田島|昇《しょう》君が結婚式を挙げた。

     私が見守る中、超絶美人の奥さん(「尚《なお》」さんと言うそうだ)と永遠の愛を誓い、指輪を交換して、観客をちょっと振り返って「ニッ」ってしてから、そっと、だけど堂々と口づけた。美男と美女、お似合いのカップルだな。

     式のあとは皆で表に出て、燃え立つ緑と色とりどりの花があふれる湖畔のガーデンで記念撮影。5月半ば、陽射しが眩しい。東京は既に暑いくらいだったけど、標高700mの芦ノ湖はひんやり涼しい。
     
     その後、ホテル内のパーティ会場へ。ここが本番。いったんパウダールームに寄って、メイクを直す。
     今日の私はローズピンクのミニのドレス。それと合わせた同色のリップスティック。クリスタルの大振りなネックレスにイヤリング。明るい茶髪はアップ。うん、いい女。
     ちょっと胸元空きすぎな気もするけど、でも、この位でいいわよね。そうよ、誰か、この谷間にとまれ!

    ******

     生の楽隊が、華やかだけど穏やかな曲を演奏するパーティールーム。

     私は、淳美《あつみ》と千草《ちぐさ》と一緒にサラダとローストビーフを食べる。
     私と合わせて三人で、「73期(司法研修所)のマドンナトリオ」と称されたけど、二人とも司法修習中に彼氏を作って、弁護士になってからさっさと結婚。まだ売れ残っているのは私だけ……。

    「あーあ、私、昇君のこと狙ってたのになあ……」 私はモグモグとご馳走を頬ばって口をアヒルみたいにしながら、ため息交じりに呟いた。 
    「東子《とうこ》は昔からデカいマッチョマンが好きだったものね。彼、ボディビルのミスター日本だし、ハンサムだし人柄もいいし同業者だし、確かにこれ以上ないわよねー。だけどさ、そんな男、真っ先に片付くに決まってるでしょ?」 淳美が赤ワインをグイっと一口やって、茶化してくる。
    「そうそう、それに昇君、尚さんと小学校のときから一緒だったらしいわよ。あんた、つけ入る隙なんてなかったって(笑)」 千草も同調して、笑っている。

     今、昇君は、来客みんなに笑顔で挨拶しながら記念撮影をして回っている。濃紺のベルベットのドレス(胸元にスパンコール。左にとても大きなスリットが入っている)に着替えた尚さんも一緒だ。って、何ですか、あれ? 日本人離れどころか、人間離れしてない?
    「ちょ、なんで、尚さんあんなとんでもないプロポーションなの? 出るとこ出てるのに、要所要所が細くって、手足も長くて、肌なんて青みがかって雪みたい……」
    「なんか、尚さんもボディメイクの日本女王だって。ドレス着て競う競技で3連覇してるらしいわよ。あれ競技用のコスチュームじゃないの」
    「そ、そうなんだ。どおりで……」  私は肩をすくめて背中を向け、ローストビーフを頬張った。

    ******

    「にしても……」と、淳美がちょっと赤くなった顔で私をじっと見つめ、「東子、あんた、最近、浮いた噂ないの?」って聞いてきた。
    「うう、それを聞かないで。もう何年も沈んだままよ……」
    「だって、あんた、もうアラサーでしょ?」と、千草が追撃してくる。
    「ち、違うもん。ヴァンサンカン《25歳》をちょっと過ぎたとこだもん! し、四捨五入はしちゃダメよ!」 そう私は必至に抗弁する。まだ26なのよ!

    「こんなに美人なのにねえ。背も高いしスタイルもいいし、ちょっとキツめに見えるけど可愛らしい性格で、案外料理好きの家庭的な女なのにねえ……」と、二人が嘆息しながらしげしげと見つめてくる。
    「ど、どこがいけないのかしら? 教えて!」
    「いや、全部いいのがダメなんじゃないの? 高嶺の花子さんなんじゃないの?」
    「な、なんでいいのがダメなのよ!」
    「だって、あんた、こんな美人で、東大の法科大学院を主席で出て、高収入で、日本最大の国際弁護士事務所でそろそろシニアアソシエイト(中間管理職)になるんでしょ?」
    「……うう、そうよ」
    「で、来年あたり留学に出るかも、って言ってたわよね? どこ? ハーバード?」
    「うん、多分……」
    「ハァー(ため息)、東大はまあ日本の最終学歴だから隠せないと思うけど、ハーバードはどうかと思うわよ。男撃退装置みたいなもんじゃないの?」
    「うう、やっぱりそうか……」
    「なんだ分かってるんじゃない(笑)。いい女過ぎて、男が近寄れないのよ。それに留学したら向こうの事務所に入って何年か修行するんでしょ? むしろ向こうでいい男捕まえたら?」
    「そ、そんなことしたら、帰って来られなくなっちゃうでしょ! わ、私、日本が大好きなのよ。お米食べてないと死んじゃうのよ!」
    「うーん、それはもう、本当に細い細い道のりねえ。アメリカについてきてくれる人じゃないといけないんだから」
    「うん、そうよね、そんな人いないわよね……。もう、ウチの事務所に入ってくる若い子チェックするしかないかなあ?」
    「あ、それいいわね。現実的。あと、今日だって、ちょっとアンテナ張って見てみたらいいじゃない。私たちも援護射撃するわよ」 そう言って、淳美は、満たされた者の余裕の微笑みを浮かべ、またワインを一口やった。

    ******

     と、そこに、昇君と尚さんが回ってきた。尚さんが籠に入れた記念品を渡しながら、テーブルごとに記念撮影をして回っている。二人の後について写真を撮っているのはプロのカメラマンじゃなくて、涼し気な白のタキシードを着た、若い男の子だった。
     こんな子いたっけ?

  •  お、モネさん。ありがとうございます。確かに、モネさん、これちょっと好きなタイプの小説かも。第二話の原稿ものこってましたから、校正前だけど、張り付けておきますよ。
     これ、どこがダメなのかと思ったのですが、相手も若手弁護士だからじゃないかなあ、って。例えば、東子が毎日帰りによる定食屋で、貧乏な新聞奨学生と会うとか、そういう変化のつけ方がよかったかなあ、って思います。ハイスペック同士だと、共感しにくいんですよね。

    以下、第二話~
     みんなで今日の主役二人を囲んでハイピース。
     撮影後に、昇君が「東子先生、こちら、こないだウチの事務所に入った新人です。『篠田誠二』君って言います。これから会う折もあると思いますから、先輩方、ビシビシ指導してやって下さい」と言って促すと、篠田君は、「篠田誠二です。まだ弁護士なりたてで、この業界のこと、全然分かっていないので、いろいろご指導下さい」と礼儀正しく言って、ペコっと頭を下げてきた。耳に心地よい、落ち着いた柔らかな声だった。

     私は、「桐谷東子です。昇君がウチの事務所にインターンシップで来た時から友達なの。ちょくちょく集まってお酒飲んでるから、今度篠田君も一緒に行こうね!」って、首を傾げて笑顔で答えた。なんか、流れで握手するような雰囲気になったので、ちょっとだけ手を添えた。しっとりとした白い手だった。ちょっと戸惑った彼の視線が、赤いドレスの谷間をチラっと見ていた。

     篠田君たちが別のテーブルに移動したところで、淳美と千草が、
    「ねえねえ、東子。篠田君、いい男じゃない。ちょっとお近づきになりなさいよ」って、グイグイと肘を向けて来る。

     篠田君は、確かになかなかよさそうだ。身長は168㎝の私と同じ位、とても色白の細身だけど、すっきりした切れ長の一重瞼が涼し気な純和風のイケメンだ。性格も穏やかで優しそう。

     「うーん。だけど、ちょっとタイプじゃないなー。私もっと、大きくてガッシリしてて、頼りがいがあるような人が好きなの。こちらが守らないといけないような感じの人はちょっと……」 と言うと、
    「ま、いいけどね。そんなえり好みしてると、あっと言う間に大台超えるわよ」と、グサっと釘を差してきたのだった。

    ******

    「そういえばさ」と言いながら、淳美が私に顔を向け、「あんた、さっきからノンアル飲んでるけど、飲まないの?」と聞いてきた。
    「うん、私、今日、車で来てるから」
    「ああ、さてはこの後、峠を攻めるつもりなのね。あれ、まだ乗ってんの? あんな族みたいな車」
    「ひどいわね。180《ワンエイティ》(日産180SX。1990年前後に生産されたスポーツカー)だけが私の恋人なんだから。甲斐甲斐しく彼の世話をして、思うように走り回るのが私の生きがいなのよ。今日も、このあと箱根スカイラインと、ターンパイクを攻めるわよ」
    「ようやるわね。さすがもとレディース」
    「ちょ、人聞きの悪いこと言わないでよ」
    「だって、あんた、実家八王子でしょ?」
    「八王子の車好きがみんな族じゃないわよ。ステレオタイプな決めつけはやめて(笑)!」
    「はいはい(苦笑)」

     と、せっかくのオシャレなパーティで与太話をしていたら、後ろから、

    「東子先生。180《ワンエイティ》に乗ってるんですか?」という、柔らかな声が響いた。振り返らなくても分かる、篠田君だ。カメラマンから解放されたんだな。
     私、さっきの「レディース」を聞かれちゃったかと思ってドキドキちつつ、振り向いて、「うん、そうなの。1989年型。篠田君車好きなの?」って返した。
     そしたら、ワイングラスとチーズのお皿を持った篠田君が、「好きですよ! 親父が旧車マニアで、よく車屋回って、排気系や足回りなんかもチューンしてましたから」って、ニッコリとチャーミングに微笑みかけてきた。あ、笑うとこんな顔になるんだ。すっきりした造作だから、意外。ちょっと可愛いじゃない。

     淳美と千草が、ここぞとばかりに援護射撃。
    「へー、気が合うね。東子はね、東大の自動車部だったのよ。ジムカーナ(競技名 比較的狭く短いコースで行う。ドリフトなどの挙動コントロールも見せ場)で、関東女王だからね。皮ツナギでメットから長髪が流れて、それはそれはカッコよかったわよ。峰不〇子みたいだったんだから」
    「ちょ、淳美、やめてよ、そんな昔のこと」
    「だって、ほんとのことじゃないの。あんた『ドリフトクィーン』って呼ばれて、男子にモテモテだったでしょう?」
    「うわー、そうなんですか。カッコいいなあー」
    「そうだ! 東子、そしたら篠田君に恋人紹介してあげなよ」
    「恋人?」 篠田君が怪訝な顔をする。
    「そう、寂しい一人身の東子が夢中で世話してる恋人。180SX」
    「180乗ってきてるんですか? それは是非拝見したいです。すごく興味があります!」 

     そう言って、篠田君が眼をキラキラさせて、こちらを見詰めてきた。

     なんかその眼が可愛くて、私、「うん」って言っちゃった。




  •  おお、モネさん。こんな作品にコメントをありがとうございました。
     名前を考えるのも面倒で、「篠田誠二」なんて、若さのない名前を付けてしまいました。狂気の男の篠崎誠司君とそっくりです。
     
     そうなんですか! 新郎側のゲストは、自分をグイっと飾ったらいかんのですか! 知らんかった。近頃、「式」と言えば、葬式ばっかりで、そのあたりの常識が分かっておりませんでした。大変勉強になりました。
     ありがとうございました!

     この先は、180を見た篠田君が、「ハッチバックだから剛性低くて、走り屋の評価はシルビアの方が高いですよね」とか言っちゃって、「言ったわね。。」ということで、かっさらって峠を攻めにいくことになります。本作のサブタイトルは、「いくわよ! 次のカーブで、Go to heaven!」でした。んで、「きゃー、やめてー!」って、吊り橋効果でいい仲にという、都合のよい展開w

     きっとこれで成仏してくれると思いますw ありがとうございました。
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