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カクヨム甲子園プロット1/10本ノック

さあ、始まりました。
カクヨム甲子園プロット10本ノック。
またまた面白い企画をやりますねー。
最低限、
・テーマ
・世界設定
・キャラクター設定
・ストーリー
を入れ込んで近況ノートを完成させればいいようなので、プロットだけでなくいろいろ話していきながら作っていきたいと思います。
ここの文章は構成して考えてーはしません! 筆者の思考垂れ流しで行きます。
僕は高校生ではないので、通常のほうのカクヨム甲子園には参加できません。
そしてそして、テーマ別のカクヨム甲子園はもうすでに1作出しております。
ですので、3テーマで10本ノックしていきますかね。なかなか厳しい。
けれどとりのぬいぐるみが欲しいので筆者は頑張ります。

ではー、まずは「扉の向こうは不思議な世界」で1プロット。
僕は向こう側が変わった世界というとどうしても川端康成の「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」という一説を思い出します。
そんなに情緒ある短編を書くのは難しい……。
不思議な世界ということは、別に異世界でなくてもいいんですよね。
ではでは、おっ、物語の端っこをつかみましたよ。
不思議な世界は主人公にとって、どんな世界なのでしょうか。
嬉しい世界? 悲しい世界?
ずっといたい世界? いたくない世界?
好きな世界? 嫌いな世界?
怖い世界?
色々な世界が考えられますね。なんだかだんだん世界がゲシュタルト崩壊してきました。
でもでもそのおかげで、いろんな方向性が見えてきましたよ。
それでは、このテーマ最初の作品は、こんな感じで行ってみますか。

・テーマ
自分の評価って誰が決めるの?

・世界設定
扉を開けて、主人公がたどり着いたのは彼のことを肯定する人間のみがいる世界。向こうの世界では誰も彼のことを責めないし、何をしてもほめたたえてくる。向こうの世界にいる間、こっちの世界の時間は経過せず、向こうで1日が経つと、主人公は元の世界に強制的に戻される。

・キャラクター設定
自己肯定感の低い主人公。いつも自分なんてと卑下している。自分なんて何をやってもうまくいかないと思いながら生きている。実際、何もうまくいかない。恋も勉強も部活も。鬱屈とした学生生活を送っている。

・ストーリー
「だからお前はダメなんだ」
そういわれるし、自分でもそう思う。当たり前に責められる日々に嫌気がさすけれど、何も行動を起こせない。うん、だから僕はダメなんだ。
ある日僕は、放課後の教室で不思議な光と遭遇する。
ありえない場所にあった不思議な光る扉。
引き寄せられて開けると、そこは僕の世界と何も変わらない世界。
扉を開けたのなんて夢だったんだ。
そう思って家に帰ると、父親の言葉に驚く。
「こんな時間まで何してたんだ!」そう言われると思ってたのに、父親はやさしい顔で「偉いじゃないか、家にちゃんと帰ってきて」そう言った。
友達も家族も、テレビの中の有名人もみんなみんなこちら側と一緒なのに、扉の向こうの世界は、とてもとてもやさしい。
帰りたくない。
そう思うのだけれど、僕は1日ごとに戻され、つらい現実に直面する。
「こんな時間まで何してたんだ!」ほら、やっぱりこっちの父親はそう言った。
答え合わせをするように僕は世界を行き来する。
けれど、僕にはだんだん向こうの世界とこっちの世界のからくりが理解できてきて。
そんな僕に、神様が現れて言った。
「君が望むなら、扉の向こうの世界にずっといてもいいんだよって」
僕は悩んで悩んで。選択、する。

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