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柚葉

 改めまして、いつも応援して頂き誠にありがとうございます。
 先日は愛され作家にランクインという身に余る光栄を頂き、本当に感謝感謝の思いです。

 さて本編の方ですが、何だかんだで顔合わせ編が終わり…まだ未完ですが…そして予定通り、柚葉の「その後」を幕間としてお送りしました。
 これについては以前から予定されていたことであり、やはり柚葉のエピソードに触れるのであれば、一成が過去のことを話す顔合わせ編の直後であると考えていたからです。
 特に最近は、柚葉の現在を読みたいというタイムリーなコメントを多く頂き、ひょっとしなくても書く予定でいることを見抜かれていたのかなと…いつもながら皆さん鋭いですね。私が単純なだけかもしれませんが。

 ただ予定していたとはいえ、やはりこのエピソードに触れることは恐怖…知っている読者さんもいるでしょうが、私にとって幼馴染編は色々とトラウマがあり、今回これを書くことも大きな躊躇いがありました。
 ですが、やはり一成が柚葉の立ち直りを期待しているという部分を表す上で、避けて通れない話であると思い、予定通り書くことにした訳です。
 今回のコメントを読むのはいつも以上に怖いですが、それでも私は必要であったと思っているので。

 一成と沙羅が単に毎日イチャイチャしているだけじゃない、家族、友人、周囲を取り巻く人達とのエピソードや、思いも書いていきたい。その上で、幼馴染である柚葉のことも、単に投げ出されたというだけじゃなく、しっかりとした着地点を用意したい。そう思いながら書いています。
 私の拙い文で、それが少しでも伝わって貰えたら幸いなんですが…


 次回は日常回に戻るということで、私のお気に入り、花子さんが久々に登場します。どう絡めるのか全然考えていませんが…書いてる内に勝手に動き出すでしょう。全く持っていつも通りです。

 それではまた次回〜


3件のコメント

  • 主人公がとにかく痛快に復讐をし、幼なじみのお母さんからも慰謝料を十分にもらったようですが。

    幼なじみが反省しているのなら、前のような関係にはならないのですが、平凡に暮らしながらいつかは偶然会って謝ったり笑いながら別れるのではないかと思いました。

    主人公が早く自分が後継者だということを悟るといいですね。笑
  • 柚葉はねぇ……本人は兎も角、お母さんが不憫で……。
    ただでさえ母子家庭で大変だろうに、苦労人の柚葉母には救いがあると良いなと思います。
    こういう重い話も背景にあるからこそ、普段の砂糖爆弾もただのイチャイチャでは終わらないんですよね。……終わりませんよね? ……終わらないんじゃないかな? ……ま、一寸覚悟はしておきます(^^;
  • なあ、馬鹿やって、馬鹿に乗せられて、それを真実だと思い込んで、馬鹿の思うとおりに動かされて、処理の道具に使われていた(共用に?供用?されかけていた)のから救い出した本人を恨むという救いようのない人形だったのが、年齢的にまともといえる精神状態に戻ったのは奇跡かな?
    本人は、自分の手で幸せとやらをつかみ取るしかないのですが・・・
    シングルマザーで苦労してきた(ただいまふも奮戦中の)母親には、母親本人に対する幸せの手が差し伸べられてもいいかも?(それが、偽物でなければ)・・・もっとも、その手をとるか。取らないかは、母親本人の決断一つなのですが。

    いつの日にか、柚葉本人から「結婚しました」のはがきが一成の実家に届いて、それを一成が見て沙羅と二人で嬉しそうに微笑む姿が見えるといいのですが・・・あるいは、柚葉が巡り会った良い人と、一成達を道ですれ違うとなりましたでも・・・
    それを選ぶのは柚葉しだいですね。母親の奮戦にも限りという物はありますので。
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